株式会社FIXER(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 松岡清一、以下FIXER)は自然言語でコードを生成・実行できるオープンソース(無償公開)AI(人工知能)「Open Interpreter」を活用した、システム構築・監視サービスの提供を開始したことを発表します。

■開発の経緯

 FIXERはクラウドネイティブのリーディンカンパニーとして、お客様のクラウド環境をお預かりし、その設計・構築・運用・保守を一気通貫で担う、フルマネージドサービス「cloud.config」を提供しております。

 FIXERはお客様がクラウドのメリットを最大限に活かし、真に価値あるDXを実現するために、様々な自動化を進めてまいりました。こうした取り組みの中で、2023年9月5日に公開された、大規模言語モデル(LLM)にプログラムを実行させることができるソフトウェア「Open Interpreter」に着目し、システム構築・監視における有用性の検証を重ねてまいりました。

 この度、同ソフトウェアにより、クラウド上のサーバ構築や監視設定の自動化など、抜本的な運用効率化ができることを確認し提供開始に至りました。

■サービスの特徴

 1.低コスト化

   自動化・省人化により、システム構築・監視に関するコストを低減します。

 2.短期間化

   システム構築をAIが代替することで、構築期間を従来よりも短縮します。

 3.高品質化

   人とAIが協働し、ヒューマンエラーによるトラブルを防止し、運用品質を向上させます。

■今後の取り組み

 システム構築・監視サービスの先行導入にご協力いただくお客様とシステム構築・保守・運用の効率化に取り組み、DX・クラウド化を実現してまいります。

 また、システムの運用レポート・障害報告書といった文書作成の自動化にも取り組んでおります。こうしたシステム構築や文書作成の自動化についても、 「Open Interpreter」 とFIXERが蓄積してきた運用ノウハウを組み合わせ、さらなる高品質なサービスを順次、開発・実用化してまいります。

 さらに、当社が提供するエンタープライズAGIプラットフォーム「GaiXer」でも、「Open Interpreter」をクラウド経由でソフトウェアを利用する「SaaS型」でご提供予定となっております。Microsoft Azure上の安全な専用環境上に構築し、日本語でも利用しやすいようなユーザーインターフェースを備え、お客様自ら「Open Interpreter」をお試しいただくことができます。

 FIXERは今後も最新のテクノロジーを積極的に取り込み、サービスを継続的に改善することで、お客様のDXをご支援してまいります。

エンタープライズ向け生成型AIサービス 「GaiXer (ガイザー)」について】

GaiXerはChatGPT等に代表される生成AI技術を活用した行政・企業向けサービスです。

Azure OpenAI Servicesを軸に開発し、データ保護機能、アクセス制御機能に特化し、業種別のテンプレートを活用したプロンプト作成支援や、Webサイトや社内マニュアル等の学習に基づく高品質な回答の生成など、日々機能を強化しています。加えて、クラウド上の様々なサービスと結合することで、カスタマーサポート支援や、文書作成業務の効率化など、幅広い分野での活用を可能にしています。

■ 株式会社FIXERについて

 FIXERはクラウド黎明期に創業したクラウドネイティブカンパニーです。

 当社はクラウド基盤である「Microsoft Azure」が本格的にサービスを開始する前の2009年に創業。2010年の正式サービス開始と同時にエンタープライズシステムのクラウド化をプライムとして引き受け、日本におけるクラウドの黎明期からAzure普及の一翼を担ってきました。政府がクラウドを行政システムの第1選択とする「クラウド・バイ・デフォルト原則」を示した2018年以降、エンタープライズシステムのクラウド環境へのリフト(移行)&シフト(進化)のニーズは、ますます高まっています。こうした中、FIXERがこれまで培ってきたクラウドネイティブテクノロジーで日本のDXを加速させることが、我々のミッションであると考えています。

会社名:株式会社FIXER

代表者:代表取締役社長 松岡 清一

所在地:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 最上階

Webサイト:https://www.fixer.co.jp/

Microsoft、Azure、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

※その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

配信元企業:株式会社FIXER

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