テレビ東京系の深夜番組「ゴッドタン」発のライブイベント「ゴッドタン マジ歌ライブ2023 ~マジオールスター歌謡祭~」が、9月21日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
■3時間のイベントは爆笑の連続!
「ゴッドタン マジ歌ライブ」はお笑い芸人が“マジで作った歌をマジライブ”するイベント。前回は2020年2月に同会場で行われ、“マジ歌シンガー”たちが個性あふれる楽曲の数々をパフォーマンスしたほか、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、DJ KOO(TRF)、呂布カルマ、眉村ちあきがサプライズ出演し話題となった。
3年半ぶり、10度目の開催となった今回の「マジ歌ライブ」には、日村勇紀(バナナマン)、角田晃広(東京03)、秋山竜次(ロバート)ら人気芸人が出演し、3時間にわたって熱いステージを繰り広げた。
「マジ歌ライブ」恒例のユニークな前説で会場が盛り上がった後は、いよいよイベントがスタート。
■ヒム子が今年で51歳とは思えないキレキレなダンスを披露!
トップバッターとして登場したのは、バナナマン・日村ふんするキャラクター“ヒム子”。床に落ちているバナナの皮で滑って転ぶというド定番ギャグで会場を沸かせると、ダンサーたちと一緒にTWICE・ナヨンの楽曲「POP!」をオマージュしたオリジナル曲を、元気いっぱいにパフォーマンス。
さらに花道を歩きながら「みんな立って~!」と客席のファンに呼びかけると、観客は一斉に立ちあがり、歓声を上げて大興奮。最後には銀テープも飛び出し、オープニングから全力のパフォーマンスでファンを楽しませた。
■個性あふれるステージのオンパレード!
続いて、東京03・角田晃広と大竹マネジャーによるバンドパフォーマンスがスタート。角田は自身が出演した日曜劇場「半沢直樹」(2020年TBS系)のせりふ「本当に申し訳ございませんでした」を連発しながら歌唱し、観客は大爆笑。
途中で角田に呼ばれた東京03の豊本明長がステージで転んでしまうというプチハプニングを挟みつつも、お祭り風の楽しい楽曲で会場を盛り上げた。
その後もハライチと朝日奈央によるトリオ漫才や、劇団ひとりふんするK-POPスター・“イムハタ”のパフォーマンス、森三中・黒沢かずこ&野呂佳代による“サービスブランド”は客席から登場したりと、と個性あふれるステージに会場は大盛り上がり。
さらに今回のイベントでもサプライズゲストが多数登場。バカリズムのステージでは夏帆がVTR出演しただけでなく、2曲目にはスチャダラパーのBoseが登場し、「今夜はブギー・バック」のラップも披露。
ロバート・秋山率いるバンド「L.A.COBRA」のステージでは、怪しい団体「オメガ」の代表・淡邦人先生の付き人として、TKOの木下隆行が登場し観客を驚かせると、自虐ネタで笑いを誘った。
■ピエール中野がサプライズ登場!
また、角田率いる“角田バンド”によるステージでは、ドラムを務めていた風間カメラマンがけがでドラムをたたけず、「誰かドラムたたける人~?」と観客に呼びかけると、なんと客席にいたロックバンド・凛として時雨のドラマー・ピエール中野がステージに上がり、ドラムとして参加することに。
豪快なドラムパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた中野は「たまたま会場に来ていた」と話しながらも、「ずっと大好きで、やっと出られた!」とうれしそうな表情を見せていた。
あっという間に本編が終了し、アンコールで登場したのはフットボールアワーの後藤輝基。光るギターを弾きながらロックなパフォーマンスとユニークなコール&レスポンスであおると、会場全体が歓声と笑いの渦に巻き込まれた。
そしてイベントの最後は出演者全員がステージに登場し、「さくら」を歌唱。花道やセンターステージに広がったり、トロッコに乗って客席を回りながら会場のファンに感謝を伝えると、大歓声に包まれながらイベントは幕を閉じた。
なお、本イベントの模様は2023年10月10日(火)夜11:59までアーカイブ配信される。
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