
東京でインフルエンザ注意報 統計史上最早
東京ではインフルエンザの感染が広がっているとして、21日(木)、1999年の統計開始以来、最も早く「流行注意報」を発表しました。また、厚生労働省が22日に発表した「インフルエンザの発生状況」によりますと、37週(9月11日~9月17日)のインフルエンザの指定医療機関の報告数は「34,665」。前の36週(9月4日~9月10日)の「22,111」に比べて増加している状況で、全国的にみてもインフルエンザが広がっています。国立感染症研究所のインフルエンザ流行マップをみてみますと、長崎県や愛媛県などはインフルエンザの流行レベルが警報となっています。この警報とは「大きな流行の発生・継続が疑われる」ことを示します。インフルエンザは例年、12月~3月の寒い時期に流行しますが、今年においては今の時期から注意が必要といえそうです。
きょう(24日)の朝は北海道を中心に冷え込みが強まり、関東から西の各地も秋らしい冷え込みとなっています。週前半は秋の移動性高気圧に覆われて、放射冷却による影響で、北日本を中心に朝晩は冷え込むでしょう。週後半は夏の太平洋高気圧が勢力を強めるため、残暑が戻ってきそうです。これからの時期は、一日の気温差が大きくなる時期でもあり、寒暖差に注意が必要です。秋から冬に向かうにつれて、空気も一段と乾いて湿度が低くなる時期に突入していきますので、適度な湿度を保つなど季節の変わり目にも注意が必要です。

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