9月23日放送の「キントレ」(日本テレビ系Huluでも配信)では、King & Princeの永瀬廉がケンタッキーフライドチキンアルバイトに挑戦。番組の企画を通して、これまでさまざまなアルバイトを経験してきたが、今回はこれまでの経験を通して成長ぶりがうかがえる放送回だった。

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■永瀬廉がケンタッキーアルバイトで奮闘

King & Princeのガチ労働企画「バイトレ」。今回永瀬が挑んだのは、ケンタッキーフライドチキンでのアルバイト。まず横浜にある本社を訪問。店長を務める大木ひとみさんから、創業者のカーネル・サンダースについてのエピソードに加え、飲食店のフランチャイズビジネスの先駆者だと教わると、永瀬は「頭いいんだな」と感慨深げに耳を傾けた。

同店の人気メニューであるオリジナルチキンについて、小麦粉に11種類のハーブスパイスが入っており、「何が入っているかは世界に3人しか知ってる人がいない」と説明を受けると、永瀬は「えぇ?」と目を見開き、「誰が知ってるんですか? めっちゃ秘密主義じゃないですか!」と驚く。

実際にチキンに粉をまとわせる方法を教わると永瀬もトライ。両手にチキンを持ち、「それでは皆さんご唱和ください」と盛り上げる一幕も。また、チキンを揚げる工程では、チキンスペシャリストという独自の認定資格がないと揚げられないと言う。永瀬は「無免許チキンになるんですね、僕が揚げたら」と、頬を緩ませていた。

後半は、社員歴12年の菱田光店長の指導の下、店内での接客に続いて、行列ができるドライブスルーでの接客を経験した。

■「バイトレ」で積み重ねてきた永瀬廉の成長ぶり

永瀬はこれまで本企画を通して、実演販売や子ども写真館でのアルバイトを経験してきた。今回店舗での接客では、「明るさが足りない」とアドバイスを受けたものの、永瀬はクーポンのダウンロードに手間取る客に気付いて駆け寄るなど、思いやりに溢れる丁寧な接客をする一幕も。

あいさつをはじめ「承知しました」と、受け答えもスマートだったのが印象的。慣れない作業でもスピーディーな対応が求められるドライブスルーでは、「くっ!」と悔しがる一幕も。

報酬を受け取る際に、金額よりも手書きのCHAMPIONカードとアルバイト中につけていたネームタグのプレゼントに目を輝かせて喜んでいた。番組の企画とはいえ、いかに真剣に挑戦しているのかが伝わってくる放送回だった。

今後も続くであろう「バイトレ」を通して、永瀬がさらに成長を遂げそうな予感がするのと共に、通常のロケ番組とはまた違う、King & Princeの挑戦を応援する魅力も出てきたのではないだろうか。

◆執筆・構成/ザテレビジョン編集部バラエティー班

永瀬廉がケンタッキーのアルバイトで奮闘