2024年1月26日に発売を控える『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く8』。9月21日から9月24日まで開催された東京ゲームショウ2023では、同一シリーズ2タイトルによる同時出展が行われていました。
9月20日には「RGG SUMMIT FALL 2023」が配信され、堤真一さん、中井貴一さん、長谷川博己さんといった主要キャストが発表。ガチャピン・ムックと思わしきキャラクターが唐突に現れるなど大きな話題となっています。
今回は東京ゲームショウ2023にてプレイできた『龍が如く8』イベント体験版のプレイレポートをお送りします。
文/Squ
『龍が如く』シリーズ セガ公式ポータルサイトはこちら春日と桐生。コマンドRPGとアクションが交わる戦闘システム
『龍が如く7外伝 名を消した男』ではスパイとして新たにエージェントスタイルというぶっ飛んだ戦闘を見せる予定の桐生一馬。『龍が如く7』本編ではパーティ戦闘に参加するキャラクターではありませんでしたが、はっちゃけまくった本作では春日一番とともに戦うことになり、彼の“幻想の戦闘”の妄想対象となっています。
『龍が如く7』での主人公変更によって大きくゲームシステムが変化した『龍が如く』シリーズ。桐生が覚醒することで一時的に『龍が如く6』以前の従来のアクションスタイルで戦闘出来る嬉しい要素も今回確認できました。
コマンドバトルのなかに、アクションが混ざるという戦闘システムは話を聞くだけでも異質です。しかし、“覚醒”は意図的に発動させることが出来る機能となっており、意識して戦闘システムを変更できるという一風変わった使い方が出来ます。
なお『龍が如く7』の粋な英語ローカライズとして話題になった、行動選択画面の頭文字「SEGA」は今回も健在。英語版で確認できたほか、日本語版でも小さく「SEGA」の文字列が隠されていました。
配信映えしそうな必殺技の数々も健在で、体験できた場面以外にも見るだけで楽しくなってしまう魅力が随所に隠れていそうです。
言い逃れ出来ない!?まるで『クレイジータクシー』な「クレイジーデリバリー」
9月20日に公開されたゲームトレーラーでも話題になった、某ゲームにそっくりなミニゲーム「クレイジーデリバリー」は、今回のイベント体験版でもメインコンテンツとしてプレイすることが出来ました。
ギアチェンジなどが存在するわけではないので、細かい操作感まで同じというわけではなく完全に『クレイジータクシー』というわけではないのですが、それでもニヤついてしまうほどにはエッセンスがちりばめられています。
フードデリバリーのバイトという位置づけのミニゲームとなっており、道中に落ちている「ハンバーガー」、「ピザ」、そして「寿司」を拾っていきます。
常夏のハワイで生ものを配達するという狂気じみた内容ですが、ファンタジーなので問題ないのかもしれません。
スーパークレイジー……、間違いない!
こんな夏休みを過ごしたい!アクティビティでジョブを解放!
最後にご紹介するのはレジャー体験機能です。ハワイアンカルチャーを満喫できるアクティビティに参加し春日が極まると新たなジョブが解放されるとのこと。今回の体験版ではマリンマスターのジョブを解放することが出来ました。
アクティビティ体験中のムービーのさなか、春日が急に悟りを開きます。これがジョブ解放の合図!?
無事、ジョブを解放することに成功しました。今回時間の関係で新しいジョブを体験することはかないませんでしたが、トレーラーをみるだけでもかなりのジョブがある様子。それぞれに専用のムービーがあるのか、期待が高鳴ります。
でもこれ、全部本編に関係ないの!?
一番の驚きは、今回試遊した戦闘以外のミニゲーム要素が、まったくもって本編に関係なさそうに見える点。15分という決して短くない体験時間でしたが、それでも遊びきれない『龍が如く8』の“遊び”に対する本気さが伝わってきます。
セグウェイに乗る貴重な桐生も見ることが出来る『龍が如く8』は2024年1月26日(金)にPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam、Windows)向けの発売を予定となっています。
そして、11月9日発売予定の『龍が如く7外伝 名を消した男』の追加データとして配信される『龍が如く8スペシャル体験版』は、また違った内容になるとのこと。興味のある方は、あわせて『龍が如く7外伝 名を消した男』もチェックしてみるといいでしょう。
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