成田凌小芝風花が共演し、9月25日(月)に最終回を迎えるドラマ「転職の魔王様」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)のクランクアップコメントが到着した。

【写真】成田演じる来栖嵐と小芝演じる未谷千晴、いつしか互いに信頼できる仕事のパートナーに

額賀澪の同名経済小説が原作の本作は、“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)と、新卒入社した会社でパワハラに遭って辞職し、「シェパードキャリア」で働くようになり、キャリアアドバイザーとして成長していく千晴(小芝)が、求職者の仕事や生き方への悩みを解決し、働く自信と希望を取り戻させる心揺さぶる“転職”爽快エンターテインメント。

■過酷な撮影を終えた成田&小芝がスタッフに感謝

全ての撮影を終え、主演を務めた成田は「この暑い中…、汗でドロドロになりながら、真っ黒になりながら、嵐を、千晴を、みんなを格好良く映してくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。このドラマを見て、人生変わったとか、人生変えたいって思ってくださる方がめちゃくちゃいると思うんで…なんか泣きそう(笑)。そんな意義のあるドラマに参加できて本当に幸せでした」とコメント。

ヒロインの小芝は「暑い中、体を酷使しながら…本当に皆さん、ありがとうございました。実は…私の妹が転職することになりました。妹は、私の仕事にあまり興味もなく、作品もほとんど見ない子なのですが、『転職します』という連絡がきて、『(私が)“転職のドラマ”に出てるから心強いわ』ってメールをもらったんです。その時に、この作品を見て少なからず誰かの背中を押しているんだなって、改めて実感しました」と明かした。

■小芝の成田への印象「キュートな部分がたくさんある良いお兄さん

クランクアップに伴い、これまで共に撮影してきた成田と小芝は互いにメッセージを送りあった。成田の小芝への印象は、一番はじめに受けた取材と変わらないという。「小芝さんがいてくれるだけで、本当に十分でしたね。健康に最後まで、ご一緒できてよかった」という。

一方、小芝は成田に対し「本当に良いお兄さんで…ありがとうございました。本当にたくさん面倒をみていただいてありがたかったです。最初はもっとクールな方だと思っていたのですが、とてもキュートな部分がたくさんありました」と語っていた。

■成田クランクアップコメント

お疲れさまでした。まずは、この暑い中…、汗でドロドロになりながら、真っ黒になりながら、嵐を、千晴を、みんなを格好良く映してくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

あっという間でした。ゲストの皆さんや「シェパードキャリア」のみんなが、もれなく「楽しかった~」って言いながらクランクアップしていくのを見ていて、幸せを感じていました。僕も、楽しかったなあ~っていう一言です。そんな素晴らしい現場を作ってくださった皆さんに、本当に感謝しています。

なにより、このドラマを見て、人生変わったとか、人生変えたいって思ってくださる方がめちゃくちゃいると思うんで…なんか泣きそう(笑)。そんな意義のあるドラマに参加できて本当に幸せでした。ありがとうございました!

■小芝クランクアップコメント

皆さん、お疲れさまでした! 暑い中、体を酷使しながら…本当に皆さん、ありがとうございました。

実は…私の妹が転職することになりました。妹は、私の仕事にあまり興味もなく、作品もほとんど見ない子なのですが、「転職します」という連絡がきて、「(私が)“転職のドラマ”に出てるから心強いわ」ってメールをもらったんです。その時に、この作品を見て少なからず誰かの背中を押しているんだなって、改めて実感しました。

きっと、テレビ越しにも同じように悩んでいる方や、先のことを考えて不安になっている方がいて、その方たちにもきっとちゃんと届いているだなと。そんな作品を皆さんと作ることができて、本当によかったなと思いました。本当にありがとうございました

■成田&小芝から最後のメッセージ

――ついに最終話を迎えます。これまでの放送を終えて、今の心境をお聞かせください。

成田:まずは、無事着地してよかったです。いろいろ序盤に広げたものをちゃんとたたんで、無事終わることができたかなと思います。キャリアアドバイザーとして、たくさんの人を救ってきましたが、結局自分のことになると、よくわからなくなる。救い救われ、仲間に助けられ、来栖も決して強い人間ではなかった。すごく人間らしい、まっすぐな人なんだなということが、11話通して伝わっていればいいなと思います。

小芝:最初、社畜からスタートして、搾取される側だった千晴が、来栖さんの厳しくも愛のある言動のおかげで、最終話では、その来栖さんに寄り添って、気づきを与えられるような人にまで成長できたのではないかと思います。物語のメインは、もちろん“転職”であったり“求職者”が軸となった最終話なのですが、もう1つ、来栖さんと未谷、2人の関係性にも注目していただけたらと思います。最終話のシーンを演じているときに、『あ、千晴は来栖さんにこういう思いを抱いていたんだ…』って、自分で初めて気づくシーンもあったので、一人の女性の成長をみていただけたらなと思います。

――これまで共に撮影してきた成田さん、小芝さん、互いへメッセージをお願いします。

成田:最初の取材を受けたとき、「小芝さんの印象はいかがですか?」という問いに、「彼女が、ただ現場で元気で、笑顔でそこにいてくれるだけで十分です。みんながそれだけで頑張れると思います」と話しましたが、その通りでしたね。小芝さんがいてくれるだけで、本当に十分でしたね。健康に最後まで、ご一緒できてよかったです。

小芝:本当に、良いお兄さんで…ありがとうございました。感情的になるシーンの撮影中、外のロケだと雑音とか、交通の状況で、なかなか気持ちがぐっと乗った状況でいつもスタートできるわけではなく、感情を持続するのが難しい時があって。

そんな時に、私の感情が乗りやすいように、お芝居につきあってくださったり…疲れたなぁってときは、「これいいよ~」とか、いろいろなものをくださったり、お休みの時にお土産を買ってきてくださったり…、本当にたくさん面倒をみていただいてありがたかったです。

最初は、もっとクールな方だと思っていたのですが、とてもキュートな部分がたくさんありました。

――最終話の見どころ、視聴者にメッセージをお願いいたします。

成田:最終話は、とうとう来栖が転職するかもしれません。自分がこれまで求職者に伝えてきた言葉が、そのまま返ってきます。面談する側から、面談してもらう側になります。来栖がふと周りをみると、本当にいい仲間がいるということに気付いたり…来栖が一皮むける最終話になっています。もし、12話があったとしたら、来栖はすごく優しいと思います(笑)。

小芝:テーマが“夢”。“夢を追うこと”はもちろん素晴らしいのですが、今も自分が追いたい夢なのか、過去の夢なのか、自分でも分からなくなる。「あ、確かにそうかも…」と感じる部分が多かったです。自分の夢について、また一つ考えるきっかけになる回だなとも思います。ぜひご覧ください。

成田凌と小芝風花が出演するドラマ「転職の魔王様」がクランクアップ/(C)カンテレ