1854年に発明家エリシャ・オーチスは、ニューヨーク万国博覧会で自分が乗ったエレベーターを吊り下げるロープを切ってみせました。落下するかと思いきや、エリシャ・オーチスは「全てにおいて安全です」と高らかに宣言しました。その前年に自身が発明した安全ブレーキの効果を、観衆に納得させたのです。エレベーターを初めて販売してから170年を迎えた今も(https://bit.ly/3EQNAo1)、 オーチス・ワールドワイド・コーポレーション(https://bit.ly/3Oomt79)(NYSE: OTIS)は、安全の歴史を守りつつ、エレベーター・エスカレーターの製造、据付、保守を手がける世界のリーディングカンパニーとして、業界の発展に貢献しています。

安全な垂直移動の実現により、水平でなく垂直に都市を発展させる全く新たなビジョンが誕生しました。安全で効率的に乗客を上層階に運ぶエレベーターが普及することで、高層ビルが次々と建てられました。エリシャ・オーチスの発明はやがて、壮麗な摩天楼、そして活気ある空港、マンション、大規模複合オフィスビルなどを生み出したのです。エレベーターは、時の試練に耐えて進化を続ける発明となりました。

オーチス社が安全な垂直移動の手段となるエレベーターを初めて販売した頃、世界の人口は約12億人に過ぎませんでした。それが現在は80億人以上となりました。エリシャ・オーチスが立ち上げたオーチス社の製品は今、その4分の1に当たる20億人に毎日ご利用いただいています。

オーチスの会長、社長兼CEOであるジュディ・マークスは、「私たちは長い歴史に誇りを持ち、今もステークホルダーの皆様のためにサービスを提供し続けています。同時に未来に目を向け、オーチスや業界、世界のモビリティ需要の今後数十年間の動向を注視しています。業界の発展に取り組む社員の皆さんの熱意と革新性に大変感謝しています。きっとエリシャ・オーチスの大それた夢をも越えられるでしょう」と述べます。

オーチスのアーキビスト、スティーブシャワーズがオーチスの起源を探り、現代社会における安全ブレーキの発明の意義を語る特別動画 (日本語字幕付) を用意しましたので、以下からご覧ください。

https://youtu.be/1bbfWo_LFgg

オーチスは今後も、Otis ONE(TM) をはじめ、創業者のビジョンを超える製品を生み出していきます。Otis ONE(TM)は、予測保守やエレベーターの健全性のリアルタイムチェックなどお客様に独自のインサイトを提供する最新の IoT プラットフォームです。当社の業界をリードするGen3(TM)には、この革新的な技術が搭載されています。

オーチスは、長年続くボランティア精神の伝統も守り続け、社員が暮らし働く世界の様々な場所で、コミュニティを支援しています。170周年記念の一環として、2023年は社員に年間3時間以上のボランティア活動を推奨し、豊かなコミュニティの実現に取り組む団体をサポートしています。

オーチスが1976年からグローバル本社を構える米国コネチカット州にも、そのようなコミュニティが数多く存在します。コネチカット州のネッド・ラモント知事は、170周年を記念して2023年9月20日を「オーチス・エレベータの日」にすると宣言しました。

■オーチスについて

オーチス社は、より高く、より速く、よりスマートな世界で、人々がつながり、豊かになる自由を提供します。オーチス社は、エレベーターとエスカレーターの製造、据付、保守、改修を行う世界的リーディングカンパニーです。世界中で業界最多となる220万台以上のエレベーターとエスカレーターをメンテナンスし、毎日約20億人がオーチス社の製品を利用しています。世界各地の代表的な建築物に加え、居住・商業施設や交通施設など、「人の移動」が関わる様々な場所にオーチス社の製品は設置されています。米国コネチカット州に本社を置き、約4.1万人のフィールドプロフェッショナルを含む6万9千人の社員を通じて、200を超える国と地域のお客様と利用者様の多様なニーズに応えています。詳しくは、www.otis.com(https://bit.ly/36Gq1wM)をご参照ください。また、LinkedIn、Instagram、Facebook、X (旧Twitter) で「@OtisElevatorCo」をフォローしてください。

配信元企業:日本オーチス・エレベータ株式会社

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