みなさんは、普段持ち歩いているカバンの中に、何か『予備のアイテム』を入れていますか。

マスクやポケットティッシュを多く持っておいたり、忘れた時のための筆記用具を忍ばせたりと、自分にとって必要なものを用意している人は少なくないでしょう。

ごぼふく(gobohuku)さんの、小学2年生になる娘さんは『予備のアイテム』を持っていたことで、素敵な学びがあったようです。

『わりばしの話』

娘さんが通う小学校では、給食の際に使うお箸を、自分で持参しているとのこと。

万が一忘れた時に困らないよう、娘さんは、ランドセル割り箸を常備しているのだそうです。

ある日、娘さんが「割り箸がなくなった」と、ごぼふくさんにいってきました。

しかし、これまで娘さんがお箸を忘れたことはなかったはず。ごぼふくさんが「何に使っているの?」と聞いてみると…。

娘さんは、お箸を忘れたクラスメイトに割り箸をあげていたとのこと。

割り箸をあげる時に、焦っていたクラスメイトの表情がぱぁっと明るくなり、『いい顔』になるのが、とても嬉しかったようです!

次女、分かるかい?

今、『いい顔連鎖』が起きているよ。

嬉しそうな顔で話す娘さんの言葉を聞いて、ごぼふくさんの表情も和やかに…。

胸がいっぱいになったのか、持っていた焼きそばの袋をグッと握りしめた、ごぼふくさんなのでした。

娘さんの優しさがつないだ『いい顔連鎖』には、多くのコメントが寄せられています。

・人に優しくすることで、自分もいい顔になれるって素敵なことですね。

・なんて素敵な笑顔の連鎖なの!涙が出そう。

世界平和がここにありますね。これが優しさの連鎖。

困っている人を助けるなど、いいことをした後は、自分も嬉しくなるもの。

そんな学びを得た娘さんのエピソードに、こちらも自然と笑顔になれますね。

ほらまた、『いい顔連鎖』が広がっていますよ!


[文・構成/grape編集部]

出典
gobohuku