無人島・ビーチ

挙動不審な人を見かけると、たとえ当人に悪気はなくても、自然と恐怖心を抱いてしまう人は多いだろう。

オーストラリアの高級住宅地に一風変わった集団が現れて注目を集めていることを、『news.com.au』や『NEW YORK POST』などの海外メディアが報じた。


■セレブ街に突如怪しい集団が…

怪しい集団が目撃されているのは、シドニー北部の「モスマン」という地域にあるバルモラル・ビーチだ。ここはセレブたちが暮らす高級住宅地としても、知られているという。

ある日その浜辺で、黒やネイビーなどの暗い服を着た複数の人々が、海を見つめながら直立している様子や横たわっている様子を、現地に暮らす女性が目撃。女性はその人々を撮影し、Facebookにある地元グループのページに投稿した。


関連記事:ケニアでカルト信者たちが「早く天国に行く」ため餓死 洗脳した指導者は逃亡中

■「カルト集団?」

女性は「毎週日曜日、バルモラル・ビーチでこんなことをしている集団がいます。いったい何が起こっているのか、知っている人はいませんか?」と質問。するとユーザーたちから「怖いよ」「不気味だ」などの声が寄せられた。

また「カルト集団じゃない?」「ジーザスが海から出てくるのを待っているんだよ」「ゾンビ映画の撮影では?」といった推測の声もあがった。


関連記事:恐ろしく速い動作を目撃したとき… 日本人の1割超が「あの台詞」口にしていた

■正体は「歩く瞑想」グループ

その後、この集団の謎が判明した。「歩く瞑想」と呼ばれるメディテーション・グループで、そのときはメンタルヘルスと向き合う練習中だったのだ。

瞑想とは通常は座って行われるが、関係者の女性によると、そのグループは歩いたり立ち止まったりしながら行い、最終的に横になるそうだ。

しかし、「それでも奇妙すぎる」「モスマン住民としては歓迎できない」「瞑想してるカルト集団やエイリアンに見える」など、ユーザーたちの反応はあまり良くないようだ。


関連記事:最上もが、実践しているメンタルケア方法紹介 「これが1番危険です」

■有名な博士が開発したテクニック

歩く瞑想は、アメリカの科学者兼カイロプラクターで、世界中で瞑想セッションを開催しているジョー・ディスペンザ博士が開発したスタイル。毎週日曜日に開催されるている。

瞑想は体をリラックスさせ、ストレスが心身に及ぼす負担を軽減させる働きがある。うつ病である場合はそのレベルを下げ、不安やパニック発作を抑えることにも繋がると言われている。

・合わせて読みたい→最上もが、実践しているメンタルケア方法紹介 「これが1番危険です」

(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

ビーチに集う不気味な集団に地元住民が困惑 「何が起こっているのか誰か教えて」