オランダサッカー協会(KNVB)は25日、サポーターが暴徒化したことで中断となったアヤックスvsフェイエノールトの代替日を発表した。

24日に行われたエールディビジ第6節アヤックスvsフェイエノールトによる“デ・クラシケル”は、開幕から3勝2分けと好調のフェイエノールトアヤックスを圧倒。サンティアゴ・ヒメネスの2ゴール、イゴール・パイシャオンのゴールで0-3とリードをしていた。

不甲斐ない戦いぶりを見せるクラブに怒りを示したアヤックスサポーターは、前半終了間際に発煙筒や花火を投げ込む愚行で試合を中断させると、55分にも同様の行為が行い、試合はそのまま中止に至った。

KNVBの発表によれば、代替日は27日に決定。現地時間14時からヨハン・クライフ・アレナにて無観客で行われ、試合は中断された55分の0-3の時点から再開されることになった。

なお、アヤックスは同日にエールディビジ第3節延期分のフォレンダム戦を予定していたが、この一戦については再延期となるという。

今回の代替日決定を受け、ホームチームのアヤックスは不満を示しており、同日に以下の声明を発表した。

「KNVBは27日に予定されていたフォレンダム戦を延期し、9月24日に中止となった“デ・クラシケル”の残りを27日に行うことを求めているが、アヤックスはこれに同意していない」

アヤックスの立場からすれば、これから国内外での試合をこなさなければならない日程のため、今試合の代替日はアヤックスフェイエノールトが参加せず、フォレンダムが参加するKNVB1回戦が行われる11月1週に行われることが望ましいと考えている」