リヴァプールは25日、ギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスと新契約を締結したことを発表した。

 クラブは新たな契約期間について「長期」とのみ発表しているが、イギリスメディア『アスレティック』や移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ツィミカスは2027年6月末までの4年契約にサインしたという。

 現在27歳のツィミカスは左サイドバック(SB)を主戦場とするプレーヤー。母国のオリンピアコスで頭角を表すと、2020年夏に推定1175万ポンド(現在のレートで約21億円)の移籍金でリヴァプールへ完全移籍加入を果たした。同クラブではスコットランド代表DFアンドリューロバートソンが左SBの主力に君臨しているため、先発起用の機会こそ限られているものの、ここまで公式戦63試合に出場し12アシストをマーク。3つのタイトル獲得に貢献している。

 リヴァプールとの契約延長に至ったツィミカスは、クラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。

「契約を延長するためにここに来ることができて非常に嬉しい。僕が払ってきたすべての犠牲やその他のこと、行ってきたすべての仕事、すべてが報われたように感じているよ。これで残りの試合に向けて十分なモチベーションを保つことができる。これまで何度もインタビューで話してきたように、このチームには一緒に達成すべきことが多くあり、僕は最初の瞬間からその一員になりたいと思っていたんだ」

リヴァプールがツィミカスとの契約延長を発表! [写真]=Getty Images