佐久間由衣・綾野剛

29日、NHK連続テレビ小説らんまん』が最終回を迎える。同作で、主人公の姉役を演じた佐久間由衣の好演にも注目が集まった。

女優として成長を遂げた佐久間だが、「夫」の影響も大きかったようで…。

【合わせて読みたい】綾野剛、佐久間由衣と電撃結婚の裏で… ”夜の生活”に変化が起きていた


■ヒロインのような役柄

らんまん』は、日本の植物分類学の礎を築いた植物学者・牧野富太郎博士の人生をモデルにしたフィクション。体が弱くいじめられがちだった少年が植物の魅力にとりつかれ、秘められた才能を発揮していく物語だ。

主人公を神木隆之介が演じ、佐久間は主人公の姉役で出演。女人禁制というしきたりを乗り越え酒造りに関わる芯の強い女性を演じ、苦難を乗り越えながら成長していくヒロイン的役柄がネット上でも話題になった。


関連記事:広末涼子、関係者が驚いた40代からの「変化」 『らんまん』でも真価を発揮して…

■同年代の女優の陰に…

佐久間は2013年にファッション雑誌『ViVi』の専属モデルオーディションを経て芸能界入り。17年のNHK連続テレビ小説ひよっこ』や21年の『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)、同年の『最愛』(TBS系)など、話題のドラマに多数出演。

一見、順調にキャリアを積み重ねているが、苦労することもあったようだ。「佐久間さんは高い演技力を持ちながらも、ヒロインなど目立つ役は少なかった印象です。佐久間さんと同年代の女優には、川口春奈さんや二階堂ふみさん、土屋太鳳さんなど主演クラスのビッグネームが多いのが要因の一つで、そうした人達にオファーが集中した時期もありました」(テレビ局関係者)。


関連記事:小栗旬、社長就任で近付く「7年越しの夢」 関係者は芸能界を変える可能性に期待

■関係者からも驚きの声

らんまん』で高い演技力を見せた佐久間。前出のテレビ局関係者は、今回の朝ドラでの演技をこう評する。

「男女差別がある中、歯を食いしばりながら目標に向かって突き進む女性を演じました。声の抑揚や表情など、細かい所作での感情表現が上手く、惹きつけられる人も多かったのではないでしょうか。業界内でも、『以前より成長した』と驚く声があがっていますよ」(前出・テレビ局関係者)。

今回の朝ドラが女優としての「転換期」になるかもしれない。


関連記事:山田裕貴、カメラが回らないところでの評判 現場での「人柄」に周囲も驚き

■綾野剛との結婚で「変化」も…

佐久間といえば、今年1月1日綾野剛との結婚を発表し、大きな話題になった。綾野は、彼女に良い影響を与えたようで…。

「結婚発表の際、佐久間さんは綾野さんのことを『私にとって心の道しるべのような存在』と評していました。綾野さんを一人の俳優として尊敬しているのでしょう。実際、綾野さんは爽やかな好青年から裏社会の人間まで、様々な役を演じ分ける『カメレオン俳優』として高く評価されています。俳優としてお手本のような存在が身近にいることは、佐久間さんにとって良い刺激になったと思いますよ」(前出・テレビ局関係者)。

佐久間本人の努力があったことは言うまでもないが、綾野と一緒になったことも女優として成長した理由の一つかもしれない。これからも、さらなる高みへ突き進んでいくに違いない。


関連記事:鈴鹿央士、広瀬すずのスカウトから7年の評価 ブレイク前の「ある行動」に周囲も驚嘆

■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。
仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

・合わせて読みたい→山田裕貴、カメラが回らないところでの評判 現場での「人柄」に周囲も驚き

(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

佐久間由衣、綾野剛との結婚で起きた「変化」 『らんまん』で関係者から驚きの声が…