AIを活用したアダプティブな対話式 ICT 教材の開発と提供を行う株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役:湯野川孝彦)が提供する「すららドリル」が、石川県加賀市教育委員会で導入されました。同市の小中学生約4200名を対象に2023年7月から運用を開始し、9月より本格活用が始まりました。

“そろえる”教育から“伸ばす”教育へ 加賀市教委が学びの改革に着手

加賀市学校教育ビジョン」の実現に向け、すららネットのサービスを採用

加賀市教育委員会では、「常識や前提にとらわれず、ゼロからイチを生み出す力」「問題発見力」「課題解決力」「革新性」をこれからの時代に求められる力とし、一人ひとりそれぞれの可能性を最大限開花させる教育への変革と、子どもの「今」も「未来」も幸せにするような教育を目指し、2023年から2025年にかけた「加賀市学校教育ビジョン」を打ち立てました。

加賀市学校教育ビジョン」では4つのプロジェクトがあり、「すららドリル」の活用及び、すららネットの提供するサービスでプロジェクト実現の一端を担っていきます。

【学びを変えるプロジェクト】

学習ログに基づく個別最適学習とAI教材による働き方改革の実現

学びを変えるプロジェクトにおいては、習熟度の確認チェックや個に応じたペース・難易度での学びの環境づくりを構築するため、「すららドリル」を通じて実現していきます。

20万問以上の豊富なドリル問題と難易度コントロールを有するアダプティドリルの「すららドリル」では、「つまずき分析機能(弱点判定機能)」でドリル問題の解答ログをもとに、児童生徒一人ひとりのつまずきの原因を特定し、該当箇所に自動的にさかのぼって学習を促します。また、学習時間や課題の取り組み状況、つまずき内容やつまずきに対する復習状況、ドリル正答率など、児童生徒の学習に関する様々な指標を定量的に把握することができます。このように、学習ログに基づく個別最適学習とAI教材による働き方改革の実現を目指します。

【誰一人取り残さないプロジェクト】

拡張性の高いサービス提供により、利用者や場所を問わずに学習を支援

誰一人取り残さないプロジェクトにおいては、「すららドリル」のUI・UX、多彩な学習機能、学習への動機付け施策、学習ログの利活用によって、利用者や場所を問わず、学校に登校することができない子どもたちにも学習機会を提供することができます。

「すららドリル」は、ユニバーサルデザインを意識したトップ画面と、タイピング、手書きの両方に対応する解答入力方法を採用しています。さらに、ユニットリストからの体系的学習と、教科書メニューからの授業並行学習の両方を可能にしています。また、回答を画面上で手書き回答できる「書写機能」を搭載した漢字ドリル、発話内容がスコアで判定されるとともに、単語を音素ごとに分解し、得意な発音や苦手な発音をAIが細かく判定する「スピーキングAI」、解答のプロセスを記録・判定できる「途中式判定機能」の多彩な学習機能を搭載しています。さらにドリル問題は1問ごとに自動採点され、間違えた問題は詳しい解説で理解を促進します。そのほか、努力の量を定量的に可視化するログインカレンダーと学習履歴、学習への心理的障壁を下げるゲーミフィケーション要素で学習への動機づけにつなげます。授業管理機能で児童生徒のリアルタイムの学習状況を把握しサポートができる、不登校児童生徒の支援にも対応できるなど、利用者や場所を問わずに学習を支援します。

■AI×アダプティブラーニング教材「すらら」、アダプティドリル「すららドリル

「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会 5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブなICT教材です。レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人ひとりの学力に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の理解と定着をワンストップで実現します。初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができるのが特長で、加賀市以外の自治体では学習塾をはじめ、小・中・高校、高等教育機関、放課後等デイサービスや個人学習等幅広い活用が広がっています。

「すららドリル」は、アダプティブなドリルと自動作問・採点機能を有するテストからなり、「すらら」の姉妹版として主に公立小中学校向けに提供しています。

■株式会社すららネット

すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、AIを活用したアダプティブな対話式 ICT 教材「すらら」と「すららドリル」を、国内では 約 2,100校の学校、塾等26万人を超える児童生徒に提供しています。全国の公立学校、有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど、日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け、代表的な EdTechスタートアップ企業として2017年に東証マザーズ(現東証グロース市場)に上場しました。

https://surala.jp/

配信元企業:株式会社 すららネット

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