歌舞伎町など有名繁華街を中心に跋扈する裏ビジネスの数々。街で食い詰めた人々が編み出した、最新の手口を徹底取材した。あらゆる隙間を縫ってカネを奪い取る人々の“商魂”やいかに。

◆カネ持ち中国人が殺到する大麻吸い放題の民泊

インバウンドが激増し、爆買い中国人が話題となったコロナ禍前の’17年頃から、一部の在日中国人の間で噂になっていた「大麻付き民泊」。今も金持ち中国人の子弟たちの間で人気だという。

都内で「大麻付き民泊」を運営する中国人実業家のC氏(30代後半)に部屋を案内してもらうことができた。

◆JR鶯谷駅から徒歩10分ほどのマンションの一室で…

JR鶯谷駅から徒歩10分ほどのところに立つ、築30年を過ぎたマンションの一室。外観は古ぼけているが、もともと2LDKだったのをワンルームに改装した部屋の中は、高級ラウンジのようにシックな様子。だが、部屋中央にある大きなガラステーブルの上には“ブツ”が散乱していた。

ハイブランドのロゴが胸に入ったTシャツを着たC氏は、流暢な日本語で話す。

「商売というより、最初は仲間と安心して大麻を吸える場所として始めたんです」

ブツの入手経路については、「知り合いの在日中国人が田舎のアパートで育てていて、それを定期的に購入しています」(C氏)という。

◆「持ち物件なので、客たちは安心して遊べる」

C氏は都内と香港で複数の飲食店を経営する実業家で、日本で不動産投資も行っている。抱えている多くの物件のうちの1つを「大麻付き民泊」として金持ちの中国人留学生や、たまに大陸から遊びに来るビジネス仲間たちに密かに貸し出しているのだという。

ホテルや民泊はいくらでもあるけど、一緒に“ブツ”も用意してくれるところは他にない。賃貸ではなく私の持ち物件なので、客たちは安心して遊べるんです」

部屋代は1人1万~2万、これに大麻(量によって価格が変動)が付き総額数万円ほど。

◆普通の客は宿泊できない

日本人でも、この民泊にアクセスできる方法はあるのだろうか。

「目立ったら危ないので、口コミだけでやってます。だから普通のお客さんは来ることができません」

薬物だけではなく、「ヤリ部屋」も持っているというC氏。日本人を絡めないのが安定的経営のコツのようだ。

取材・文・撮影/週刊SPA!編集部
※9月26日発売の週刊SPA!特集「[繁華街裏ビジネス]最新手口」より

―[[繁華街裏ビジネス]最新手口]―


大麻の匂いが漏れないようにするためか、部屋ではお香もたいていた