チェルシーマウリシオ・ポチェッティーノ監督に対するスタンスは変わっていないようだ。イギリスフットボールインサイダー』が報じた。

昨シーズンは2度の指揮官交代を経て、リーグ戦12位という不本意な結果に終わってしまったチェルシー。立て直しを図る今シーズンはポチェッティーノ監督を新たに招へいし、引き続き大型補強も敢行。しかし、第6節を終えた時点で勝利したのは1試合のみ、その相手は昇格組のルートン・タウンと苦戦を強いられている。

特に深刻なのは得点力不足で、直近3試合であげたゴールは「0」。新戦力のフランス代表FWクリストファー・エンクンクやキャプテンのイングランド代表DFリース・ジェームズらが離脱中とケガ人の多さにも泣かされ、リーグ戦順位は勝ち点「5」の14位となっている。

早くもその進退に注目が集まるポチェッティーノ監督だが、『フットボールインサイダー』によると、まだこの指揮官は本格的な解任のプレッシャーを受けていないとのこと。オーナー陣は依然としてポチェッティーノ監督がチームを順位表のトップに戻すことができる人物だと考えているようで、パニックも起きていないという。

27日にはEFLカップ(カラバオカップ)3回戦ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦に臨むチェルシー。ポチェッティーノ監督は上層部の信頼に応え、少しでも改善の兆しを見せることができるだろうか。