一般社団法人福井環境研究開発は、若新雄純と現役高校生が“哲学”に挑戦する企画「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~」を8月17日(木)に開催いたしました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

哲学は「考えることの楽しさ」を知ることができる学問です。「ざわザワ高校」は、高校生に哲学の楽しさを学んでもらい、海のように「とことん深く本質を考え抜く力」を身に着けてもらうことを目的に、6~11月までの6か月間で、福井県内の海沿いの施設を回り、月に1回開校しています。

  • イベント概要

・開催概要:「ざわザワ高校~哲学に溺れる海の教室~ #3」

・日程:2023年8月17日(火) 12時~16時

・開催場所:豊橋技術科学大学(愛知県豊橋市

・参加人数:14人

・参加:若新雄純(プロデューサー/慶應義塾大学 特任准教授)、岩内章太郎(哲学者で、豊橋技術科学大学 准教授)

<カリキュラム>

●ざわザワ高校 オリエンテーション

●岩内先生の紹介

●哲学に溺れる海の教室 

●放課後タイム

  • 第3回のテーマは「なつかしさ」。なつかしさの本質って、なんだろう?

第3回の、哲学するテーマは「なつかしさ」。「なつかしさ」という言葉に対して、参加高校生が持つイメージも様々でした。高校生たちが考えるなつかしさについて、哲学思考からなつかしさの「本質」に迫っていきます。

  • お互いの考えを共有し、みんなが納得する言葉を見つける「本質観取」

なつかしさ」について、お互いの意見が出たところで、それらを分類し共通するキーワードをグループワークで探していきます。「なつかしさとは、自分にとって特別な経験」「もう戻らない経験」などの意見が飛び交います。その結果、たどり着いたなつかしさ”の本質とは。

テーマである「なつかしさ」の本質にたどり着くため、意見を交わした高校生たち。講師の岩内先生からは「本質を求める中で、講師が教えるのではなくて、高校生のみんなから自分の言葉が出て、それが本質になったところがよかった。」ざわザワ高校の委員長若新雄純さんからは「今日も本質観取の快感を味わえたのではないだろうか。哲学者の岩内先生が高校生たちを小さな哲学者として対等に本質を探していた。哲学は人間にしかできない高度な嗜み(たしなみ)だと感じることができた。」との講評がありました。


■第3回テーマは「なつかしさ」。高校生たちの本音の全てはYouTubeにて配信中!

詳しくは、下記URLよりご覧ください。

30分版 【番組】ざわザワ高校#3(哲学×「なつかしさ」)230916

https://www.youtube.com/watch?v=bq11-oitHtc

福井テレビ YouTubeチャンネル 福井テレビチャンネル

https://www.youtube.com/@fukuitv8ch/videos

  • 参加者からの声

参加した高校生からは、「なつかしさという普通の言葉をとことん考えた。ほかの人の意見も聞けて、めちゃめちゃ楽しかった。」などの声をいただきました。

次回は、9月に福井市鷹巣小中学校にて開催予定です。


<団体概要>

団体名称:一般社団法人福井環境研究開発

URL:https://fukui.uminohi.jp/

活動内容:北は東尋坊にみる奇岩断崖が続く越前海岸、南は優美なリアス式海岸の若狭湾と変化に富んだ福井県の海は、北前船などの海上交通の要衝として古くから栄えてきました。また、寒流と暖流が交わる福井県沖は越前がにや若狭ガレイなど海産物の宝庫。(一社)福井環境研究開発では、海に親しみ、大切にする心を育てる運動を進めています。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

https://uminohi.jp/

配信元企業:海と日本プロジェクト広報事務局

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