篠原涼子と山崎育三郎がダブル主演する10月20日スタートのドラマ『ハイエナ』(テレビ東京系/毎週金曜20時)のレギュラーキャストとして、瀧本美織中尾明慶久保田悠来マキタスポーツ、大友花恋高橋克典の出演が発表された。

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 本作は、2020年に韓国で大ヒットした弁護士ドラマ『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム-』を日本版として初リメーク。「型破りなアウトロー弁護士」と「法曹一家に生まれたエリート弁護士」の対照的な2人が、生き馬の目を抜くような生存競争&大人のラブストーリーを繰り広げる。

 一匹狼で勝利のためにはどんな手段でも使うハイエナのような弁護士・結希凛子役を篠原涼子、代々裁判官の法曹界のエリート一家に生まれ、自身も国内最大手法律事務所の若きエースである“エリート”弁護士・一条怜役を山崎育三郎が演じる。

 今回発表されたのは、この正反対な2人をとりまく個性豊かなキャラクターを演じるレギュラーキャスト陣。

 凛子の優秀な秘書かつ事件調査にもたけている右腕・川鵜壮子(通称:かわうそ)役に瀧本美織。S&J法律事務所所属の弁護士で、怜の同期で親友でもある橋本俊介役に中尾明慶。いつも凛子を気にかけている幼なじみ・榎本雄弥役に久保田悠来親の七光りを嫌っており、時折怜に嫌味な態度をとるS&J法律事務所の弁護士・岩澤謙吉役にマキタスポーツ。S&J法律事務所の弁護士で、芯が強く正義感にあふれている怜の後輩・三浦遙役に大友花恋。そして怜の父親とは昔なじみで、怜を我が子のようにかわいがるS&J法律事務所の代表・新海健一役を高橋克典が演じる。

 ドラマ8『ハイエナ』は、テレビ東京系にて10月20日より毎週金曜20時放送(初回10分拡大)。

※出演者コメント全文は以下の通り

<コメント全文>

瀧本美織(川鵜壮子役)
韓国版も楽しく拝見しました。キャラクターが個性豊かでストーリーも明快で爽快感があり、日本版オリジナルの要素もたくさん散りばめられているので、原作とはまた違う楽しみ方をしていただけるなと思いました。スタッフさん、キャストの皆さんとご一緒できることに心躍っています。
台本で台詞の前に役名が書かれているのですが、人の名前が並ぶ中一人動物の名前が混じっています。現場入りするときもスタッフの方が「かわうそちゃん入りま〜す!」と呼んでいただく度にほっこりしています。凛子先生との波瀾万丈な仕事も日常も表情豊かに楽しんでいる人です。豪快なやり方も難なくこなし、お金が好きだったり先生といっぱい稼ぐぞ〜という人間らしい一面も好きなところです。とてもチャーミングに描いていただいているので、私も遊び心を持って演じたいなと思っています。
スピーディーに進んでいく人間ドラマの中で、篠原涼子さん演じる結希凛子先生とかわうそちゃんのコンビ感でくすっと笑えたり、ほっとしてもらえると嬉しいなと思います。弁護士の秘書っぽくない個性的で楽しいファッションにもぜひご注目ください!

中尾明慶(橋本俊介役)
韓国版はお話を頂いてから見たのですが、日本版の台本もすごく分かりやすい上に面白くて、本当にすらすら読めてしまって、楽しみだなと感じました。
すごく優れた会社にいるのですが、ユーモアがあり、おしゃべり。ただ、おしゃべりな分、たぶんコミュニケーション能力が高いので、色々な人から色々な情報を仕入れる事が得意なキャラクターです。でもそういう人がいる方が、なんかいいのかなと思うので、楽しく演じたいなと思っています。
キャストの皆さんと本読みをさせて頂いたのですが、もうすごく画が浮かぶというか。本当に素敵な役者さん達に囲まれてお芝居もできますし、皆さんの期待以上のものが必ずできると思うので、楽しみにして頂けたらなと思います。

久保田悠来(榎本雄弥役)
(韓国の)ハイエナを拝見していたのでとても興奮しました。台本をいただいて読み始めると本作同様止まらなくなり、日本版ではどんな作品になるのだろうと、そしてこの作品の中に生きられること、この座組に加われることを嬉しく思い心が躍りました。
どこか謎めいていて本心の読めない男でしたが、少しずつ素性が明らかになっていくに連れて思いが深まりました。良い野性味溢れたスパイスになれればよいなと思います。
ハイエナの疾走感、魅力溢れるキャラクター達を大事に更に楽しめるよう力になれればと思います。日本版ならではの展開もありますので是非ご覧ください。

マキタスポーツ(岩澤謙吉役)
初めて読んだ印象は、法曹界に本当にこうした出来事があったら嫌だなーと思いましたね(笑)主演の2人は「食うか食われるか」とやり合う関係で、それぞれのキャラクターも際立っているので面白い作品だな、と思いました。
山崎さん演じる一条怜のきらびやかな容姿や経歴、それに嫉妬する私の役、岩澤がどういう感情を持って行動していくのかは、演じる上でツボかと思っています。仲間でもあるけれど、嫉妬の対象でもあるというのは含みがあって面白い役かな、と思っています。
同じ弁護士という職業でも凛子と怜の仕事への向き合い方の違い、手法の違いがあり、そこにはバックボーンの違いがあるのは比較して見て欲しいです。それぞれの立場で押し進める中で、正義が入れ替わったり、善悪では図れないものが出てきたりと、現実社会でも起こりうることが、うまくエンターテインされていますので、単なるフィクションと思わず、楽しんでもらえたらな、と思います。

大友花恋(三浦遙役)
韓国の「ハイエナ」を楽しく見させていただき、恋愛あり友情あり、もちろん爽快な事件解決ありの、全ての魅力を網羅した作品の虜になりました。この日本版初リメイク作品に参加できる喜びや責任を噛み締めながら、台本や撮影と向き合っております。日本版では、韓国版で好きだったシーンが多く描かれているだけでなく、リメイク作品だからこその新たな展開もあります。
ですから、元々作品をご存知の方も、これから「ハイエナ」に出会う方もドキドキハラハラ楽しんでいただけると思います!
三浦は、私よりも実年齢が高く、仕事もテキパキとこなす完璧な弁護士の印象を受けました。今まで、学生や若い新人の役をいただくことが多かったので、しっかり者の彼女をどのように演じぬくかが、今回の私の挑戦です。個性豊かな法律事務所の皆さんのなかで、作品をより豊かにできるように頑張ります!
様々な正義へのアプローチと駆け引き、そして予想もつかない壮大な種明かしが魅力の新しいリーガルドラマ。金曜日の夜、驚きと爽快感いっぱいのドラマをぜひスカッと楽しんでください!

高橋克典(新海健一役)
オリジナルの韓国版とは違う味付けの日本版、数々の大ヒット恋愛ドラマ、活躍する女性の物語を世に送り出してきた栗原美和子プロデューサーの作る「ハイエナ」。僕の役は山崎育三郎さん演じる怜が所属する日本最大手の法律事務所代表、新海。優しくもどこか危険な匂いもする魅力的な大人のキャラクターにできたらと思います。
篠原涼子さん演じる、ハイエナと呼ばれる貪欲な弁護士、結希凛子をはじめ、様々な役を紡ぐ、彼の立ち回り方をぜひお楽しみいただけたらと思います。食うか食われるか!日本版「ハイエナ」どうぞご期待ください!

ドラマ『ハイエナ』に出演する(上段左から)瀧本美織、中尾明慶、久保田悠来、(下段左から)マキタスポーツ、大友花恋、高橋克典 (C)ドラマ「ハイエナ」製作委員会