今年で11年目を迎える東京でのリサイタル。作曲・演奏ともに深みを増した中井智弥が渾身のプログラム5曲を演奏。2023年10月15日 (日)14時00分開演 ヤマハホールにて開催。チケットは主催窓口のほかイープラスにて好評発売中。
-
「神託菅垣−倭姫の夢−」「八重ざらし」2つの新曲を含む箏の魅力の詰まったコンサート
絃が増えて音域が増えるという和楽器としては画期的な進化を遂げた二十五絃箏。一方で、古代からの姿を今に伝える日本最古の楽器、和琴（わごん）。この２つの楽器による二重奏「神託菅垣（しんたくすががき）−倭姫の夢−（新作）」を三重公演に続き東京公演でも上演。現代的な二十五絃箏と古代の響きを持つ和琴が織りなす異色の新作。さらに京都に伝わる「早ざらし」を二十五絃箏に移した「八重ざらし」も新作上演。二十五絃箏のコード感と即興的なフレーズが“さらしの旋律”を華麗に彩る。ほか、箏と二十五絃箏による「琴瑟相和（きんしつあいわす）」、二十五絃箏と三絃による「二重砧（にじゅうきぬた）」を含む中井智弥オリジナル全５作品で箏の魅力を伝える。
イープラスにてチケット発売中
https://eplus.jp/sf/detail/3833490001-P0030001
公式ホームページ
【曲目】
「高尾真紅」（中井智弥 作曲）
箏：中井智弥
「二重砧」（中井智弥 作曲）
二十五絃箏：中井智弥／三絃：松坂典子
「神託菅垣～倭姫の夢～」（中井智弥 作曲）
和琴：中島裕康／二十五絃箏：中井智弥
「八重さらし」（中井智弥 作曲）
二十五絃箏：中井智弥／三絃：松坂典子
「琴瑟相和」（中井智弥 作曲）
箏：中島裕康／二十五絃箏：中井智弥
-
出演者プロフィール
中井智弥（箏・二十五絃箏）
東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。伝統的な箏や地歌三絃の演奏も行いつつ「二十五絃箏」の演奏をメインに活動。NHKEテレ「すごいぞにっぽん！古典芸能・最新形」等に出演。2016年三重県文化奨励賞受賞。これまでソロアルバム6枚リリース。海外公演では外務省や大使館等のイベントにて文化交流を担う。2018年日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念イベントに出演しオープニングコンサートを飾る。2020年「ART歌舞伎」に参加。2023年7月新作歌舞伎「刀剣乱舞～月刀剣縁桐～」にて演奏・音楽を担当。
松坂典子（三絃）
幼少より、母、松坂尚子に師事。東京芸術大学音楽学部邦楽科・生田流箏曲専攻卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。平成十年度文化庁芸術インターンシップ研修生修了。第一回賢順記念コンクール賢順賞、長谷コンクール優秀賞受賞。平成13年より六華仙メンバーとして15年活動する。国内での演奏、海外公演、録音等活動のほか、後進の指導にあたる。古典を芦垣美穗師に、現代曲を石垣清美師に師事。胡弓を故中井猛師に師事。日本三曲協会、生田流協会、宮城会、森の会会員。一穂会研究生。松坂尚子主宰、合奏団「連」メンバー。松坂典子箏曲教室主宰。東洋女子高等学校箏曲部講師。
中島裕康（箏・和琴）
後藤すみ子、樋口雅礼瑤、浜根由香に師事。東京藝術大学卒業。卒業時、皇居桃華楽堂にて御前演奏をする。第38回茨城県新人演奏会新人賞、第20回賢順記念くるめ全国箏曲祭コンクール賢順賞受賞。2022年「第4回中島裕康箏リサイタル-冴-」、同年秋よりリサイタルツアーを全国6ヶ所で開催。東京オペラシティ主催リサイタルシリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」出演。正派邦楽会所属。中島裕康箏研究室主宰。
-
開催概要
『中井智弥 箏・二十五絃箏リサイタル2023東京公演～夢の琴軋（ことさぎ）～』
開催日時：2023年10月15日 (日) 13:30開場／14:00開演
■出演者
中井智弥（箏・二十五絃箏） ／ 松坂典子（三絃） ／ 中島裕康（箏・和琴）
■チケット料金
前売：4,500円
当日：5,000円
学生：2,000円
（全席指定・税込）
主催：株式会社ジャパトラ
助成：公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京［東京芸術文化創造助成］
お問合せ：株式会社ジャパトラ
TEL：03-6785-1660（平日10:00～16:00）
配信元企業：株式会社ジャパトラ
コメント