ユベントスがストラスブールのU-21フランス代表MFハビブ・ディアラ(19)への関心を保っているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

幼少期にセネガルからフランスへ移住したハビブ・ディアラ。下部組織時代からストラスブールで過ごす19歳はプロ1年目の昨季、開幕後すぐに定位置を掴み、チーム事情に合わせてサイドハーフアンカーでもプレーと多くの経験を積んだ。

ユベントスによる関心は昨季終盤ごろから報じられていたなか、ここ最近はドーピング問題を契機に契約解除も検討中とされるフランス代表MFポール・ポグバの後釜として、来年1月の獲得に本腰を入れる可能性があると伝えられていた。

ポグバの後釜候補にはハビブ・ディアラ以外にもアーセナルガーナ代表MFトーマス・パルティ(30)、ニースのフランス代表MFケフラン・テュラム=ウリアン(22)、ボルシアMGU-21フランス代表MFクアディオ・コネ(22)が上がる。

それでも、ビッグネームのパルティ、若き人気銘柄のテュラムとコネを容易に獲得できないことは想像に難くない。一方で、ハビブ・ディアラは最低1000万ユーロ(約15億7000万円)から交渉を始められるとみられている。財政が苦しいユベントスでも手を伸ばせる存在だ。

モナコも関心を寄せるというハビブ・ディアラだが、『コリエレ・デッロ・スポルト』は「ダイナミズム、判断力、プレッシング、身体能力、機を見たミドル…完璧なMF。ユベントスはそんな彼が大好きだ」と称えている。