現地時間2023年9月25日、バッド・バニーによる新曲が正式にリリースされた。「Un Preview」と題されたこのレゲトン・ナンバーで、プエルトリコ出身の彼は夢中になっている女性について歌っている。

 カウボーイの要素を取り入れたミュージック・ビデオの冒頭で、バッド・バニーは、曲のタイトル通り、これから起こることの予告に過ぎないと説明している。「こっちに来て」と彼は話し始め、「今後起こることのプレビューを見せよう」と述べた。彼は自身のWhatsAppチャンネルでこのメッセージにさらに言及し、「これは自分が今年リリースする最後の曲になると思う。来年何が起こるかちょっとしたプレビューだ」綴った。

 バッド・バニーは先週日曜日に新曲のリリース日を正式に発表していた。この際、17秒のティーザーを投稿した彼は、スペイン語で「万が一気に入ってくれて、もっと興味を持ってくれたのであれば、(曲は)プエルトリコ時間で明日月曜日の午後8時にリリースされる」と書き込んだ。

 タイニーとラ・パシエンシアがプロデュースした「Un Preview」は、バッド・バニーが今年5月にリリースした「Where She Goes」に続く新曲だ。ハウスとヒップホップのを織り交ぜたジャージー・クラブにインスパイアされたこの曲は、米ビルボード・グローバル・ソング・チャート“Billboard Global 200”とラテンエアプレイ・チャート“Latin Airplay”で1位を獲得した。

 今年初め、バッド・バニーはグルーポ・フロンテラとタッグを組んだ「un x100to」で、ノルテーニョ・クンビアの領域に初めて足を踏み入れていた。この曲は、4月29日付のラテン・ソング・チャート“Hot Latin Songs”で3位に初登場し、グルーポ・フロンテラによって最高位デビューとなった。その後Latin Airplayとグローバル・エクスクルーディング・USチャート“Billboard Global Excl. U.S.”の両方で1位を獲得した。

 バッド・バニーは、現地時間10月5日に開催される【2023 ビルボードラテンミュージック・アワード】の15部門ファイナリストとなっている。<アーティスト・オブ・ザ・イヤー>、<ツアー・オブ・ザ・イヤー>、<グローバル200・ラテン・アーティスト・オブ・ザ・イヤー>、そして「Titi Me Pregunto」で<グローバル200・ラテン・ソング・オブ・ザ・イヤー>の候補にあがっている。

バッド・バニー、レゲトン・ナンバー「Un Preview」を公開