9月26日放送の「バリューの真実」(NHK Eテレ)では、前髪のセルフカット術について取り上げた。実際に松村北斗が教わった通りの方法で前髪のカットに挑戦したほか、ジェシーの静かなボケに森本慎太郎が気がつく一幕があった。

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■たった3分でできる失敗しないセルフカット術

高校生200人に前髪のセルフカットをするかを聞いたアンケートでは、月に1回以上すると回答したのが74%。さらに自分でカットしたことでガタガタになったり、切りすぎたりと失敗したことがあると回答したのは87.5%にのぼることがわかった。

「セルフカットで難しいこと」としてあげられたのは、重くなり透け感が出せない、鏡を見て切ること、そして最も多かったのが、まっすぐに切ることだった。そこで今回は、美容師の門馬宏一さんから失敗しない前髪のセルフカット術を学んだ。

門馬さんは、慣れるまで髪を濡らさずに乾いた状態でカットするのがコツだと言い、さらに前髪の中央部分から2cm幅の毛束を取り、両サイドの髪はクリップで止める。長さの目安をつくることで切りすぎを防止できるのだそう。

また、切る姿勢は少しおじぎをしながら、鏡ではなく前髪を見て切るのがコツだと教わると、ジェシーは「そんなの初めて聞いたよ」、京本大我も「え、怖くない?」と反応。食い入るようにVTRを見ていた。

はさみを入れる角度も45度にして、刃先だけを使って細かく切ることで自然な仕上がりになるのだそう。一連のコツを受けて、高地優吾を筆頭にメンバーが工程を復唱。田中樹は「俺らが知ってた髪の切り方とは全然違う」とこぼしていた。

■松村北斗がセルフカットに挑戦

松村が前髪にウィッグをつけてセルフカットに挑戦した。用意するものは、はさみとくし、そして100円ショップなどで手に入る、はがきなどが入れられる透明のシート。

シートの上から4cmのところに油性ペンで横に線を引き、前髪と額の間に挿し込む。門馬さんによれば「鏡を見ながら切ると反転するのでどこを切っているのかわからなくなる」と言い、目安となる線を引いて鏡があることで失敗を防げるのだそう。

松村は「両ひじを机について腕が安定した状態をつくるのがポインティです」と笑いを交えながら説明。そして下を向く松村に、田中が「北斗!?」と声をかけると、松村は線を引いた透明のシートに、さらにメガネやハートマークの落書きを添えた。

門馬さんは透明シートがあることで顔が汚れない効果もあると説明すると、高地は「恐怖心もなくなりますよね」と感心していた。

ジェシーの静かなボケ

アシスタントを担当したのは、“末ズ”ことジェシーと森本。ジェシーは右手でカメラを構えながら、左手を床につけ、口を半開きにして松村を撮影していた。

その姿を見つけた森本は「これ、カメラマンどう思いますか?」とメンバーに話しかけると、京本は「左手で固定するの大事ですね」、田中も「門馬さんも固定するの大事って言ってたからね」と肯定的に受け止めていた。

松村とはシチュエーションは異なるものの、ジェシーは門馬さんのアドバイス通り、腕を固定する静かなボケを繰り出して笑いを誘った。小さなボケも逃さずにすくい上げる、メンバーのさりげない連携プレーも見られた。

※高地優吾の高は正しくは「はしご高」

執筆・構成/ザテレビジョン編集部 バラエティ班

SixTONESがMCを務める「バリューの真実」が9月26日に放送された