一般社団法人キネコ・フィルム(東京都渋谷区、代表 椎名 保)は、1992年から、毎年11月に子どもから大人まで楽しめる国際映画祭「キネコ国際映画祭」を開催しています。今年も、11月1日(水)~6日(月)の期間において、二子玉川ライズや玉川高島屋S・C、二子玉川公園などを中心とした二子玉川の街一帯が映画館となり、「第30回 キネコ国際映画祭」を開催します。

第30回目となる「キネコ国際映画祭」のテーマは「PLAY and PRAY for peace ~遊ぼう。平和の祈りを込めて。~」。キネコ国際映画祭では、世界中から集められた最新映画を子どもたちの年齢に合わせたプログラムで上映します。子どもから大人まで楽しめて学べる、映画を通じて未来を願う作品上映や、多様なワークショップなどを二子玉川の街で展開します。

日本を代表するクリエイター、森本千絵アートディレクターに就任

第30回目となる「キネコ国際映画祭」のアートディレクターとして、森本千絵さんが就任します。

森本さんは、30周年を記念したメインロゴ、イベントマップ、衣装デザイン、そして、会場内全体装飾などを監修します。

森本千絵さんコメント>

最初はキネコ国際映画祭にお客さんとして参加していました。そうしたらすごくいいイベントで、本気で「こんな映画祭があるまちで子どもを育てたい」と思ったんです。世田谷区や東急の仕事もやっていたので、区長に会った際に田平プロデューサーを紹介していただき、それが縁で、最初は本映画祭の国際審査員をやらせていただきました。

その後も毎年なんらかのカタチで関わってきたなかで、30周年からは、この映画祭が世界の子ども映画祭と並ぶ、もしくは超えるぐらいに統一感があってアイデアに溢れた映画祭にしていこうと、公式にアートディレクターになりました。

私の娘が0歳から楽しませていただいているキネコ国際映画祭も30年目を迎えます。娘は8歳になりました。親子で映画を通して世界を知り、感じ、考える機会をいただいています。ニュースや会話よりも、映画を通すからこそ子供の心を動かす力があります。人の心を、未来を、世界を想像することができる力は、平和への第一歩だと思います。

だからアートディレクターとしてだけではなく、親としても感謝と、希望と期待を込めて、より多くの方にキネコがもたらすワクワクさを感じられるよう街全体を彩りたいと意気込んでおります。世界に誇る映画祭になると確信しています。その可能性のキャンバスに一緒に描いてください。

森本千絵さんプロフィール>

1976年青森県三沢市生まれ。目的があり、人に伝えるための絵作りに早くから目覚め、中学生の頃から広告会社を目指す。武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を経て博報堂入社。2007年、もっとイノチに近いデザインもしていきたいと考え「出会いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげる」をモットーに株式会社goen°を設立。

楽しくワクワクする映画から社会問題に気づく映画まで子どもから大人まで学べる映画体験を提供

キネコ国際映画祭では、楽しくワクワクする映画はもちろん、楽しさだけではない色々な感情を体験できる映画をセレクトします。社会問題に気づいたり、子どもだけではなく大人も学びがある、そんな映画体験をご提供します。

コンペティション上映

今回のコンペティション上映では、全世界17カ国から60作品をご用意。1歳から6歳を対象とした幅広いテーマ作品が揃いました。また“生き方って、自由だ。”をコンセプトに、ティーンズに向けたプログラムも幅広く子どもたちに楽しめる作品をご用意いたしました。

そして本映画祭では、海外の映画を上映する際、スクリーン横で声優たちが 生吹き替えを行う“ライブシネマ”プログラムも一部作品(※)で実施。字幕が読めない子どもたちも安心して映画が楽しめます。チケットは、10月20日(金)AM11:00より、ホームページの購入ページからWEB販売いたします(一般 1,000円/子ども 500円)。

チルドレン作品のうち、セリフがある作品は全て“ライブシネマ”で楽しめます。

二子玉川ライズ スタジオ & ホール】

二子玉川ライズ スタジオ & ホールではぬいぐるみやクッションが並び、足をのばしてくつろげる劇場になっているので子どもの映画デビューにはぴったり。1歳から楽しめる、音や動きが楽しい短編や可能性を広げる短編など15作品と、思春期の気づきなどを与える長編3作品を鑑賞できます。

場所:二子玉川ライズ スタジオ & ホール

期間:11月2日(木)~6日(月)

【玉川高島屋S・C アレーナホール】

このホールは、0歳から楽しめる、子どもたちのシアターになっています。

日本を代表するアニメーションスタジオ「ドワーフ」による特別プログラムや、チルドレン映画13作品の上映を中心に、ワークショップや声優体験(※)などを開催します。また劇場内では、世界でいちばんやさしいサーカスと言われる「ふわふわサーカス」によるミニショーを行います。

場所:玉川高島屋S・C 西館1階 アレーナホール

期間:11月3日(金・祝)~5日(日)

映画上映以外のコンテンツ:声優体験(※)、ふわふわサーカス、ワークショップ、チェコピアノ展示(高島屋南館)

※声優体験は定員に達したため応募終了、当日参加不可

109シネマズ二子玉川 シアター1】

109シネマズ二子玉川では、映画館ならではの臨場感が味わえます。今年で映画祭と同じ30周年を迎える映画

ジュラシック・パーク」の記念上映や、様々な価値観や困難、社会問題などに触れた作品12作品の上映を行います。

場所:二子玉川ライズ スタジオ & ホール、109シネマズ二子玉川 シアター1

期間:11月2日(木)~5日(日)

野外上映ミズベリングシアター

多摩川河川敷での野外上映イベントです。河川敷の開放感あふれた環境で楽しむ野外上映は、非日常感が満載。

また今回はペットを連れて鑑賞できるエリアがあり、全日無料(※)となります。3日(金・祝)はベストセラーをティム・バートン監督が映画化した名作ファンタジー「ビッグフィッシュ」、4日(土)は「ミニオンズ」「SING/シング」のイルミネーション大ヒットシリーズ第2弾「ペット2」、そして5日(日)は“ライブシネマ”プログラムとして「ブラム」を上映します。

場所:多摩川河川敷(二子玉川公園前)

期間:11月3日(金・祝)~5日(日)

※入場券が必要となります(10月20日(金)よりWEBチケット購入ページより受付開始。また雨天の場合は上映中止です。レジャーシート、防寒着は各自ご持参ください。

I LOVE THEATER

街全体が映画館に!

二子玉川にあるカフェやパブで、お店の美味しいスイーツやドリンクを楽しみながら映画鑑賞をお楽しみいただけます。映画好きの店主とのコミュニケーションもこの企画ならではの魅力です。

場所:ふたこビール醸造所、シュクレペールカフェ、NEW VALLEY

期間:11月3日(金)~5日(日)

“親子で一緒に学べる”をテーマとしたイベントやワークショップ

“親子で一緒に学べる”をテーマに、芸術の第一線で活躍する講師陣によるワークショップや、子ども映画に関するディスカッションイベントなど、親子で楽しめる体験イベントが期間中に展開されます。そして、今年はチェコセンター東京、チェコ政府観光局とのコラボレーションにより「チェコフェスティバル」の開催が決定しました。

子どもから大人まで楽しめる国際文化交流の場も、キネコ国際映画祭はご用意します。

チェコフェスティバル

キネコ国際映画祭とチェコフェスティバルが初コラボレーション!中央ヨーロッパの国・チェコの雰囲気を親子で楽しめます。コンサートやトークショーなどのステージプログラムと、チェコのグルメやグッズ販売などの出店でチェコの雰囲気を味わえます。

企画・運営:チェコセンター東京、チェコ政府観光局

場所:多摩川河川敷(二子玉川公園前)

期間:11月3日(金・祝)~5日(日)

11月2日(木)ジャズコンサート(二子玉川ライズ スタジオ & ホール)

ソープボックス乗車体験

“地球のチカラ”ד親子の熱気”で動くハイブリッドカー体験として、キネコソープボックスカーの乗車体験ができます。ソープボックスカーは、動力の無い車のため、地球のチカラ(重力)だけで直線の坂道を下ります。子どもたちの初のレーシングカー体験を提供します。

場所:多摩川 河川敷通路

期間:11月3日(金・祝)~5日(日)

人数:100人/日 参加費:無料

体験型ワークショップ

芸術の第一線で活躍する講師陣とともにアートワークショップを開催。

協賛いただいている企業を中心に、映画祭を盛り上げてくれる種類豊富で素敵なワークショップが登場します。

場所/期間:

11月3日(金・祝)~5日(日)玉川高島屋S・C 西館1階 アレーナホール

11月3日(金・祝)~6日(月)二子玉川ライズ中央広場

11月2日(木)~5日(日)二子玉川ライズ ガレリア

1DAY EDUCATIONAL CONFERENCE

本企画を一般社団法人日本国際教育協会の神尾りさ氏にディレクションいただき、アナウンサー・笠井信輔氏をファシリテーターに迎え、午前中に皆で子育てや教育に関する映画を鑑賞します。午後はグループに分かれて、子育てや教育、子どもを取り巻く社会や未来などについてディスカッションを行います。

場所:玉川高島屋本館 1階特設会場(駐車入口スロープ横)

日時:11月5日(日)10時~15時(予定)

人数:50名

応募先:info@kineko.jp ※先着順

ホスピタルプロジェクト

映画館に行くことが難しい入院中の子ども達が、オンライン上で映画鑑賞できる試みを実施します。

また、11月2日には通院患者にむけた病院での上映会にも挑戦します。

キネコ国際映画祭は、さまざまな環境の子どもたちへの映画の体験機会提供も目指しています。

場所:国立成育医療研究センター

期間:11月1日(水)~6日(日)オンライン配信

   11月2日(木)上映会開催

   11月上旬~30日(木)オンライン鑑賞

キネコ国際映画祭について

毎年秋に開催される日本最大規模の子ども国際映画祭。世界の三大映画祭の一つに数えられるベルリン国際映画祭ドイツ)の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協力を得て、1992年に創設。

ティーンズ審査員を含む約20人の「キネコ審査員」によって、海外作品部門の最優秀作品賞(グランプリ)が選定されるのが特徴です。一方日本作品部門において、世界の子ども映画祭のディレクターや専門家の国際特別審査員がグランプリを決定します。

期間中、楽しくてワクワクする映画はもちろん、楽しさだけではない多様な感情を体験する映画も上映することで、子どもだけなく大人にも、社会問題の気づきなど学びがある映画体験を提供しています。

また、各所で映画を楽しむたくさんのコンテンツを実施。本格的なホールから野外上映、街中のカフェや公園など、街のあちこちで、多くの企業や地域団体のみなさまと、親子で一緒に学べる多様なイベントやワークショップを開催しています。

公式HP https://kineko.jp/

公式FB https://www.facebook.com/tokyokinderfilm

公式IG  https://www.instagram.com/kineko_filmfes/

配信元企業:一般社団法人キネコ・フィルム

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