インテルのシモーネ・インザーギ監督が肩を落とした。

セリエA開幕から5戦全勝で首位を走るインテルだが、27日の第6節ではサッスオーロをホームに迎え撃って1-2の初敗戦。前半アディショナルタイムにデンゼル・ダンフリースが先制弾を決めるまで良かったが、後半2失点で逆転負けした。

サッスオーロも前節にユベントスを破り、侮れない相手ではあったが、躓いたS・インザーギ監督の試合後談話も落胆の色が強い。クラブ公式サイトが伝えている。

「前半は調子の良く、クオリティのある相手にうまくやれた。作り出したものを考えれば、もっとゴールを決めるべきだった。後半の入りも良かったが、1-1にされ、自分たちの調子を保てなくなってしまった」

「前半の出来は良かった。スペースをうまくカバーし、おそらく彼らに2度のカウンターを許したぐらいだ。苦しんではいなかったし、もっとゴールを奪うべきだった。今日のようにある出来事で有利に働かなくなる試合もある」

「サッスオーロのような相手に落ち着きと調子を失うと、自ずと困難に陥るものだ」

また、「残念ながらこういう結果になってしまったが、もっと落ち着いて、チームとして自分たちの調子を保つべきだった」と悔やみ、「自分たちのファンの前で痛い敗戦」と評した。