ブラジルの遊園地で回転ブランコから転落した女性の動画がSNSに投稿され、多くの人がショックを受けている。回転ブランコは稼働中にチェーンが切れ、女性は放り出されるように地面に落下した。ブラジルのニュースメディア『G1』などが伝えた。

ブラジルのペルナンブーコ州オリンダにある遊園地「ミラビランディア(Mirabilandia)」で現地時間22日午後3時頃、同州レシフェ在住の英語教師のダヴィネ・ムニス・コルデイロさん(Davine Muniz Cordeiro、34)が、乗っていた回転ブランコから転落する事故に見舞われた。

ダヴィネさんは当時、休暇を利用して友人と同遊園地を訪れていた。そして「Wave Swinger」という回転ブランコに乗ってスリルを楽しんでいた矢先、突然ブランコを支えていたチェーンが切れ、彼女は椅子ごと放り出されて地面に激突した。SNSに投稿された動画からは「ドスンッ」と落ちた時の衝撃音が聞こえ、地面に倒れているダヴィネさんの姿が捉えられていた。

ダヴィネさんの頭からは大量の出血があり、すぐに救急車でレシフェにある公立病院「Hospital da Restauracao」に搬送された。ブラジルのニュースメディア『G1』によると、ダヴィネさんは骨折のほか外傷性脳損傷(TBI)を負い、重篤な状態だという。

また、ダヴィネさんが落下した時に切れたチェーンが乗り場付近に並んでいた10代の若者2人に直撃し、12歳の少女が頭と腕を負傷して病院で治療を受け、もう1人はチェーンが口に当たったものの軽い怪我で済んだようだ。

ダヴィネさんの従兄弟であるリカルド・リマさん(Ricardo Lima)は、24日の記者会見でダヴィネさんの症状が安定しており、今後は設備の整った私立病院に転院するよう同遊園地側と交渉しているとして、次のように語った。

「現在の病院は、重篤な患者の治療に対応していますが、今後は病状が回復してICUから出る必要が生じた場合、ダヴィネの治療に対してもっと多くを必要とするでしょう。それが転院する理由であり、整った設備と人員のサポートがあればさらに状況が良いものとなると考えています。」

これに対して同遊園地側では「患者の転院を受け入れ、必要な全てのサポートを提供する」と述べた。

遊園地の管理者によると、「Wave Swinger」は高さ最大12メートルまで上昇して空中を回転するという。事故後、同遊園地は警察と市議会によって直ちに閉鎖され、「Wave Swinger」はメンテナンスが行われることになった。

なお、テックインサイト編集部がミラビランディアの広報担当者に尋ねたところ、営業再開の目途は立っていないという回答だった。

画像は『Alerta Mundial 2023年9月23日付X「| LO ÚLTIMO: Una mujer de 22 años resultó herida después de que la “silla voladora” de un parque de atracciones,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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