元日本代表MFの中村憲剛氏が、現役引退を発表した元日本代表MFの小野伸二にメッセージを送っている。

ともに日本のサッカー界を牽引してきた2人。5月に発表された「明治安田J30ベストアウォーズ」のベストイレブンには2人とも中盤に名を連ねていた。

中村氏は、小野の引退発表を受けてSNSを更新。1歳年上の小野について学生の頃からの憧れだったと明かし、労いと感謝のメッセージを送っている。

「唯一無二 創造性溢れるアイディア。それを実現する卓越した技術。年齢は一つしか変わらないのですが、憧れでしかなかった」

「学生の頃から伸二さんのプレーを見るのが楽しく、見ていて本当にワクワクしました。熱心な高校サッカーウォッチャーの僕にとってアイドルでした」

「普段、他の選手のすごいスルーパスを見ると『俺も!』と対抗心がメラメラ湧いていたのですが、伸二さんのパスにはその対抗心は湧きませんでした。嫉妬すら覚えず。『伸二さんだもんな』と学生時代から何回見て思ったことか(苦笑)」

また、中村氏はS級コーチライセンス取得のための国内研修で、8月から9月にかけて小野が所属する北海道コンサドーレ札幌の練習に帯同。今回の投稿にもその時の小野との2ショットを添えているが、札幌での時間は中村氏にとっても貴重な時間になったようだ。

「初めてお会いした時からいつも優しくしてもらい、札幌での国内研修の時も温かく受け入れてくださり、たくさんお話ししたり、声をかけてもらって一緒にボールを蹴れたことは、小野伸二ファンの僕にとってとても貴重で幸せな時間でした(トレーニングで見た伸二さんのループシュートは一生忘れません)」

「見て楽しい、一緒にプレーしても楽しい、想像の上をいくプレーの数々本当にありがとうございました。残りわずかな時間、目に焼き付けたいと思います。長い現役生活本当にお疲れ様でした‼︎」