旭化成ホームプロダクツ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:高橋 克則、以下、旭化成ホームプロダクツ)は、飲料・食品・調味料を展開するカゴメ株式会社社(以下、カゴメ)と、家電、空質・空調機器、照明・電気設備など、くらし領域で事業を展開するパナソニック株式会社(以下、パナソニック)との協業により、昨年から3社で取り組んでいる「フードロス削減」の啓発活動として、本年はこれから旬を迎える[※1]ブロッコリーに着目し、その冷凍保存や調理の方法を発信いたします。
 旭化成ホームプロダクツとパナソニックは、カゴメが2020年1月から始めた野菜摂取推進活動「野菜をとろうキャンペーン」に賛同しており、本企画はその一環です。

 世界的に「フードロス削減」の風潮が高まりつつある昨今、日本でも様々な取り組みが始まっています。パナソニックの調査によると、家庭内の食品廃棄で特に多いのが生鮮野菜[※2]です。3社は生鮮野菜の廃棄を減らすためには、適切な保存方法と手軽な使い方を広めていくことが大切だと考えており、各々の製品の強みを活かして提案できる「野菜を賢く冷凍することによるフードロス削減」の取り組みを昨年から開始しています。本年は、10月~3月に旬を迎え[※1]、茎の部分が廃棄されやすいブロッコリーに着目し、ブロッコリーをまるごと使い切るための保存方法や食べ方について情報発信してまいります。

 ブロッコリーは、つぼみの花蕾(からい)とよばれる部分と、その下の茎部分から構成されています。図1のインターネットリサーチ(モニター提供元Fastask)による調査結果によると、回答者全体の34.3%の方が、ブロッコリーつぼみ部分だけを食べて、茎部分は使っていないことがわかっています。茎まで調理に使っていない人の理由は、「調理の仕方(使い方)が分からない」や「食べられない部分だと思っていた」と回答する人が多く見られました。

 食品成分表2020年[※3]によると、一つのブロッコリー全体の茎の部分が占める割合は約35%。つまり、つぼみだけを食べて茎を捨ててしまうと、ブロッコリー全体のおよそ3分の1を無駄にしてしまうことになります。茎部分もうまく料理に活用することで、フードロスを減らすだけでなく、野菜の摂取量を増やすことにもつながります。

 また、図2の同調査結果から、ブロッコリーを冷蔵保存で腐らせてしまった経験がある人は回答者全体の48.4%と、多くの方がブロッコリーを腐らせてしまった経験を持つことがわかります。フードロスを削減するためにも、新鮮なうちにブロッコリーを茹でて冷凍保存するのがコツです。つぼみは小さな房に切り分けて、茎はス[※4]の入った部分とかたい皮を取り除いてから、料理に使う大きさに切り、30秒ほど熱湯で茹でます。茹でた後は、すぐに冷まして水気をきちんと拭き取り、冷凍保存するといった情報を3社共同で発信していきます。

[※1] 出典:カゴメ「VEGE DAY」 https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/broccoli/

[※2] 出典:パナソニック瞬速リサーチ【ご家庭の食品「廃棄頻度/理由」】インターネット調査/回答数:1,056(MA) /調査期間:2022.9.13~9.20

[※3] 出典:日本食品標準成分表2020年版

[※4] スとは、成長しすぎなどが原因で、内部が割れてできてしまった空間(亀裂)のこと。

そして引き続き、旭化成ホームプロダクツが発信している、食材やおかずを冷凍ストックしておくことで、忙しい毎日の暮らしにゆとりをうむ「冷凍貯金」の考えのもと、冷凍を積極的に活用して生活を豊かにする提案も発信していきます。

https://ahp-web.jp/reitou-chokin/

3社は、今回の活動の一環として、冷凍保存したブロッコリーを茎まで、まるごと美味しく活用できる2レシピを発信します。

  • 【コラボレシピ】

■まるごとブロッコリーとえびのトマトソースパスタ

ブロッコリーは小房に切り分け、茎の部分は固い皮を切り落とし短冊切りにし、熱湯で30秒ゆで、冷水で冷まし、水けをしっかりふきとります。使いやすい分量ずつ旭化成ホームプロダクツ「サランラップ(R)」で包み、旭化成ホームプロダクツ「ジップロック(R)フリーザーバッグ」に入れ、パナソニック冷蔵庫の「はやうま冷凍」で鮮やかに冷凍されたブロッコリーを使用しています。そして、カゴメ「基本のトマトソース」を使い、ブロッコリーの茎までおいしく食べられるトマトパスタに仕上げています。

・レシピURL:https://www.kagome.co.jp/products/recipe/Z5564/

■まるごとブロッコリーの野菜カレー

上記同様下処理し、旭化成ホームプロダクツ「ジップロック(R)フリーザーバッグ」に入れ、パナソニック冷蔵庫の「はやうま冷凍」で鮮やかに冷凍されたブロッコリーをまるごと使用しています。カゴメ「基本のトマトソース」を使用し、野菜たっぷりのカレーに仕上げています。

・レシピURL:https://www.kagome.co.jp/products/recipe/Z5565/

  • 【店頭展開】

また、スーパーマーケットなどの小売店の店頭でもレシピやフードロス削減を訴求したPOPを活用し、情報発信してまいります。

<店頭POP例>

<特設サイト内 紹介ページ>

旭化成ホームプロダクツのその他「冷凍貯金」活動

 また同時期に、旭化成ホームプロダクツでは、大根、キャベツ、きのこ類の旬の野菜を「冷凍貯金」でまるごと使い切ることを、特設ページや、スーパーマーケットなどの小売店の店頭でも、発信しています。

サランラップ(R)」や「ジップロック(R)」活用して冷凍ストックする手法と共に、時短料理研究家の若菜まりえさん監修の活用レシピも紹介しています。

 野菜ごとの特徴を活かしつつ、「サランラップ(R)」や「ジップロック(R)」を使って冷凍保存すれば、おいしさも長持ちし、野菜を最後までムダなく使いきれ、賢く節約もできる、「おいしく節約」を訴求しています。

●冷凍貯金で野菜まるごと使い切り!

URL: https://ahp-web.jp/reitou-chokin/yasai/

■「冷凍貯金」とは

食材やおかずを冷凍してストックしておくことで忙しい毎日の暮らしにゆとりをうむ新習慣のことです。

旭化成ホームプロダクツは、「冷凍貯金」に関する様々な情報の発信母体として、2022年春に「冷凍貯金ラボ」を「ゆとりうむプロジェクト」と共同で立ち上げました。時間・栄養・お金が貯められるなどの冷凍保存のメリットと共に、食材やおかずの適切な冷凍保存方法を発信し、みなさまの家事の負担軽減や、忙しい毎日にゆとりを作ることへ貢献していきます。

そして、「冷凍貯金」の特設サイトでは、「サランラップ(R)」や「ジップロック(R)」を使った、忙しい毎日の暮らしにゆとりをうむ様々な「冷凍貯金テクニック」を公開しています。今回紹介した3レシピのように、「冷凍貯金」を活用したレシピのほか、育児・家事・仕事と日々の生活に追われがちな「冷凍貯金」ニーズの高いママ・パパがやってみたい「冷凍貯金ランキング」など、生活に役立つ「冷凍貯金」に関する様々な情報を発信しています。

ゆとりうむプロジェクトとは

ゆとりうむプロジェクト」とは、「時産※」というポジティブな価値観を提唱し、生活者の暮らしにゆとりをうむことを目的に活動しています。

理事長の立命館大学 産業社会学部教授 社会学者の筒井淳也氏をはじめ、理事である各分野の専門家や複数の企業、団体が参画し、各社の商品やサービスを活用した「ゆとり」をうむノウハウや情報を提供しています。

※時産:「家事の時短(タスクの省略・手抜き)」という概念を変えて、

時短によって時間をうみ、生活のゆとりにつなげるという考え方となります。

ゆとりうむプロジェクト公式サイト URL: https://yutorium.jp

カゴメ:「基本のトマトソース」(295g缶)

https://www.kagome.co.jp/products/

パナソニック:「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫 NR-F609WPX

https://panasonic.jp/reizo/

旭化成ホームプロダクツ:「サランラップ(R)」 「ジップロック(R)フリーザーバッグ」

https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/products/

  • 【関連情報】

パナソニックのWEBマガジン UPLIFE : 実は、おいしいブロッコリーの茎!食べる?捨てる?冷凍活用で、パパっと手軽に!ムダなく、おいしく、野菜をとろう!

URL:https://panasonic.jp/life/food/110132.html

旭化成ホームプロダクツ リリース

https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/corporate_info/2023/newsrelease_20230928.pdf

パナソニック リリース

https://panasonic.jp/topics/2023/09/000000815.html

■参考:野菜をとろうキャンペーンとは

野菜摂取の推進を目的として、カゴメが2020 年 1 月から展開している活動で、旭化成ホームプロダクツとパナソニックは本プロジェクトの賛同企業です。

国の調査では、日本に暮らす多くの方が、ここ10年、野菜摂取の目標量350g/ 1日[※5]を達成できていない[※6]ことが分かっています。この大きな目標達成にむけ、2020年からカゴメは「野菜をとろう」を合言葉に一人ひとりの「野菜摂取の意識と行動」を変えようと日々活動しています。一人でも多くの方に、従来の摂取方法にはとらわれない、前向きで楽しい野菜摂取方法を提案してまいります。

URL: https://www.kagome.co.jp/statement/health/yasaiwotorou/

※5 「厚生労働省 健康日本21」が推奨する1日の野菜摂取目標量は、350g。

※6 平成22年令和元年国民健康・栄養調査(厚生労働省)での日本の1人当たりの平均野菜摂取量は約290g。

配信元企業:旭化成ホームプロダクツ株式会社

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