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仕事をしていると予期せぬトラブルに見舞われることは多々ありますが、まさか機密情報の入ったPCを泥棒に盗まれて……なんて事態は普通、想定していないでしょう。今回はそんな予想外の災難に見舞われたエンジニア男性のエピソードをご紹介します。(取材・文:はっしー

現在40代のAさんが被害に遭ったのは今から15年ほど前のこと。当時は実家暮らしで、夜中に家で寝ていたときに泥棒が侵入したといいます。

バスルームの窓をこじ開けられて……

「玄関のドアや窓には鍵をかけていましたが、古い戸建てだったので、窓の鍵は簡易なものでした。バスルーム窓をこじ開けられて侵入された感じです」

不幸中の幸いか、寝室で寝ていたAさんは泥棒が入ったことにも気づかず朝を迎えました。鉢合わせでもしていたら大変なことになっていたでしょう。

しかし、やはり金目のものは盗まれていました。デジタルカメラは当然のように被害に。勤務先のパソコンはオフィスに置いていたので大丈夫でしたが、当時副業でやっていたウェブアプリ開発で使っていたノートパソコンが被害に遭いました。

「パソコンには顧客データが入っていたので、関係者の皆さんには多大な迷惑をおかけしてしまいました」

「内蔵ハードディスクは暗号化した状態」だった

ただ、データは暗号化していたので、盗まれた情報が悪用されたりする恐れはなかったといいます。

「盗難されたパソコンには顧客情報の一部が保存されていましたが、当時から内蔵ハードディスクは暗号化した状態で使っていたので、クライアントには読み出される可能性はほぼないと説明し、納得していただきました」

データのバックアップも取っていたので、開発業務にも影響なく済んだとのこと。しかし当然ですが、泥棒に入られたのはショックだったといいます。

「家財保険に入っていたので、新品のパソコンに買い替えることもできました。色々と備えていたおかげで経済的な損害は少なかったものの、精神的なダメージは大きかったです。事件後は人が入れないぐらいしか空かないよう、窓に追加の鍵を付けました。パソコンなどの貴重品も寝室に置くようにしています」

15年前でも一大事だったのですから、情報セキュリティ意識の高まった今、個人情報の入ったパソコンが盗まれたら会社全体を巻き込む事態になるでしょう。筆者も普段は自宅のパソコンで仕事をしているので、万が一泥棒に入られても大丈夫なように対策しておこうと思います。

エンジニアの自宅が泥棒被害に! 顧客情報の入った業務PCを盗まれてしまい……