「樹木との共生」をテーマに掲げるスキン&マインドブランド「BAUM(バウム)」が2023年4月に、阪急うめだ本店にオープンしたストア「Atelier BAUM」が、「2023年日本空間デザイン賞」ショップ空間部門で銀賞及び、サスティナブルデザイン賞を受賞しました。


自然と共生する暮らしをテーマとするフロアへの出店であったことから、BAUMの循環思想のストーリーを表現し、感性で樹木に触れ、体感できる場所にしたいという想いのもと、デザイナー、狩野 佑真氏のマテリアルデザイン、「ForestBank(TM)️ (フォレストバンク)」とコラボレーション。
美しい森の中に存在する、職人のアトリエをコンセプトに、BAUMが掲げる「樹木との共生」の哲学をさまざまな角度から感覚的に捉え、樹木に「触れる」体験を生み出す場所をイメージしました。

空間デザインの価値を未来へ繋ぐために設立された、日本最大級のデザインアワードである日本空間デザイン賞において「Atelier BAUM」は、マテリアルを制作する工程のプロセスや、BAUMが哲学としている「樹木との共生」を体現するデザイン、香りを感じるVMDが高く評価されての受賞となりました。受賞式は10月20日に開催が予定されています。

ForestBank(TM)️ (フォレストバンク)」を使用したストアが作られていく様子や、デザイナー狩野 佑真氏のインタビューは以下リンクよりご覧いただけます。

<デザイナー狩野 佑真氏、インタビュー>
https://www.youtube.com/watch?v=Gzq7Fy6j-Ec

<ストアができていく様子>
https://www.instagram.com/reel/CrhOxyRNubW/

店舗について
BAUM(阪急うめだ本店
530-8350大阪府大阪市北区角田町8番7号 阪急うめだ本店 8階「GREEN AGE」


デザイン背景
樹木のインスピレーションを受けて誕生したBAUMは、多様な樹木の根、幹、樹皮、葉、果実、そのすべてから抽出した豊な恵みを肌と心でいただく体験を届けています。また樹木の恵みを受け取るだけでなく、未来に向けて循環する取り組みとして、パッケージ等での環境負荷軽減への取り組みに加え、製品の木製パーツに使用しているオーク(ナラ)の苗木を中心に店頭で育て、岩手県に位置するBAUMオークの森への植樹を行っています。
自然と共生する暮らしをテーマとするフロアに新たに誕生するストアにおいては、BAUMの循環思想のストーリーを表現し、感性で樹木に触れ、体感できる場所にしたいという想いがありました。


デザインコンセプト「Atelier BAUM」
美しい森の中に存在する、職人のアトリエをコンセプトに、BAUMが掲げる「樹木との共生」の哲学をさまざまな角度から感覚的に捉え、樹木に「触れる」体験を生み出す場所をイメージ。
「自然素材のラフで豊かな表情とクラフトに見られる繊細なディテール」と「静寂さと温かさ」
という一見すると相反し合うマテリアルとデザインディテールの要素を、バランスよく織り交ぜ、心地よくもエッジを効かせた空間になっています。
マテリアルには、狩野氏が創り出すマテリアルForestBank(TM)️に「BAUMオークの森」から集めた小径木や枝葉、樹皮、実、プロダクトの木製パーツの端材などを混ぜ合わせたBAUMオリジナルのものを採用しています。

「Atelier BAUM」ストア体験
木々の様々な表情を多角的に展示したアトリエで、BAUMを構成する要素を紐解き、樹木成分・樹木の香りなどを通じ、樹木の魅力に触れていただくことができます。

(1) BAUMの3つの樹木の香りを起点とし、商品をセレクトできるカウンタースペース


3香調の香りとともに、各香調を構成する主要成分の香りを体験することができ、香りを入口に商品をお選びいただくことができます。


(2) 樹木の豊かな恵みを実感する、カウンタースペース


BAUMのスキンケア製品に関連した樹木の恵みを閉じ込めたハーバリウムをご覧いただきながら、製品をお試しいただくことができます。

                       

(3) BAUMの循環思想を伝えるサステナブルウォール

ハイドロ エッセンスローションや、オーデコロンの木製パーツが作られる過程をご覧いただける他、ストアで育てている苗木が成長していく様子、ForestBank(TM)️の端材ディスプレイなど、BAUMの循環思想を包括的に実感いただけます。


ForestBank(TM)️について


製材された木材だけでなく、普遍性を持つ素材である樹木(森林)の価値を新しい角度から捉え直すことで、まるで森林そのものを凝縮したような新しいマテリアルデザイン。

森林をめぐる課題や可能性についてリサーチを行い、製材された木材だけでなく森林そのものが持つ多様な価値に着目し、それを表現するべく様々な実験を通して新たなマテリアルとして開発されました。建築や家具に使用されることの少ない小径木や枝葉、樹皮、実、その森の土など樹木にまつわる様々な物を、反応性ミネラルベースと有機溶剤・VOCを一切使用しない完全水性アクリル樹脂と混ぜ合わせ製作されています。


デザイナープロフィール
狩野 佑真(かのう ゆうま
Creative Director|Designer|Material Designer
1988年栃木県生まれ。東京造形大学デザイン学科室内建築専攻卒業。アーティスト鈴木康広氏のアシスタントを経て2012年にデザイン事務所「STUDIO YUMAKANO」を設立。2023年「株式会社NOU」として法人化。ネジ1本からプロダクト・インテリア・マテリアルリサーチまで、実験的なアプローチとプロトタイピングを重視したプロセスを組み合わせて、様々な物事をデザインの対象として活動している。近年はミラノやパリをはじめとする欧州や日本国内の様々な場所で精力的に作品を発表している。
主な受賞にグッドデザイン賞、M&O Rising Talents Award、German Design Awardなど。
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 特別講師(2019年-)
武蔵野美術大学 建築学科 非常勤講師(2022年-)
公式サイト: www.yumakano.com

BAUMについて
「樹木との共生」をテーマに掲げる、スキン&マインドブランド「BAUM」(製造販売元:エトバス)は2020年6月に誕生しました。「樹木がくれる、美しい世界のはじまり」をメッセージに、樹木の恵みを余すところなく受けとり、感謝し、樹木資源を未来につないでいくブランドとして、全化粧品の90%以上を自然由来の成分で構成。商品パッケージ、店頭においてもサステナブルな循環を意識した選択をしてまいります。
公式サイト: www.baumjapan.com
公式Instagram: https://www.instagram.com/baum_global/

クレジット

Creative Direction: Yoji Nobuto(Shiseido Creative)

Art Direction : Keisuke Hori(Shiseido Creative), Momoko Kishino(Shiseido Creative)

Interior Design : Yuma kano(NOU Inc.)

Construction : Dai Nippon Printing Co., Ltd.

配信元企業:資生堂ジャパン株式会社

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