アサヒグループ食品株式会社(本社 東京、社長 川原浩)と、独立行政法人国際協力機構(JICA)、ベトナム国立小児病院は、「JICA中小企業SDGsビジネス支援事業」として本年7月からベトナムにて調査を開始した「ベトナム国The First 1,000 daysの母子保健改善ビジネス化実証事業」において、9 月30日に「The First 1,000 days※の母子保健に関する日越合同シンポジウム」をベトナムハノイで開催します。
 「日越外交関係樹立50周年認定事業」としても認定されており、今回のシンポジウムは、ベトナム小児科学会、ベトナム栄養学会が共催、在ベトナム日本大使館が後援となります。

 ベトナムでは、母親や他の養育者の離乳食に関する正しい知識が不足しており、農村部での低栄養や都市部での肥満など、様々な栄養・発育に関する問題が発生しています。

 

 本事業では、ベトナム保健医療従事者、養育者に対して適切な食事・栄養の知識を普及することで、妊産婦の健康改善、乳幼児の健全な成長に貢献すると共に、将来的に適切なベビーフード製品を展開することで、ベトナムでの事業成長を目指します。

 シンポジウムでは、ベトナムにおける最初の1,000日の食事・栄養に関する現状と課題、日本のガイドラインに関して関係者の理解を深めることを目的に実施します。ベトナム側は、ベトナム保健省、ベトナム小児科学会、ベトナム栄養学会、ベトナム国立栄養研究所などから小児・産婦人科の専門家、日本側は、在ベトナム日本国大使館、独立行政法人国際協力機構(JICA)、アサヒグループ食品などの関係者、合計で約80名が参加予定です。シンポジウムを皮切りに、ベトナムでの実証事業を具体的に展開していきます。

【シンポジウム概要】

■名称:The First 1,000 daysの母子保健に関する日越合同シンポジウム

■日時:2023年9月30日(土) 9:00~14:30

■会場:Hotel du parc Hanoi 

※WHOでは、妊娠してから出産までの約270日と、子どもが生まれてから、2歳になるまでの730日を合わせた1,000日間の栄養摂取は将来の健康に大きく影響するため重要な期間としています。

配信元企業:アサヒグループ食品株式会社

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