10月20日(金)に日本テレビの映画番組「金曜ロードショー」で小松菜奈坂口健太郎のW主演映画「余命10年」を地上波初放送することが決定した。

【写真】美しくも儚い2人…抱き合う小松菜奈&坂口健太郎

■映画「余命10年」とは

本作は、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり、ベストセラーを記録している小説の実写化。20歳で難病を発症し、余命10年となった茉莉に小松菜奈、茉莉と恋に落ち、その運命を大きく変える和人を坂口健太郎が演じる。他にも、山田裕貴、奈緒、黒木華松重豊ら俳優陣が作品を彩る。

数万人に1人という不治の病で余命が10年であることを知った20歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。そんなとき、同窓会でかつて同級生だった和人と再会。別々の人生を歩んでいた2人は、この出会いをきっかけに急接近することに。もう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねていく茉莉。和人は生きることに迷い、死にたいとさえ考えていたが、茉莉との出会いに生きる希望を見つけ、新たな一歩を踏み出す。

■藤井道人監督による四季にこだわった映像

藤井道人監督がこの映画でこだわったのは“四季を通して撮影する”こと。約1年かけて行われた撮影では、春・夏・秋・冬の四季の移り変わりとともに二人の過ごした時間をとらえ、茉莉と和人の過ごした楽しくも切ない時間を丁寧に描きたかったのだそう。また、桜やイチョウなど季節を象徴する植物はもちろん、茉莉の家の中に飾られている花も毎旬変わっていて、その中に心情や願いを込めるなど、こだわりが詰まった映像になっている。

映画「余命10年」金曜ロードショーで放送決定/(C)2022映画「余命10年」製作委員会