日本アンテナは、CASTと、業務協力に関する覚書を締結しました。

CASTの配管減肉モニタリングシステムによる常時・遠隔モニタリング実現のため、製品導入拡大の営業協力や遠隔モニタリング用無線機器やアンテナに関する開発の加速を目指します。

 

日本アンテナ/CAST業務協力締結

 

 

詳細: https://www.nippon-antenna.co.jp/ja/news/news/news5798029247383472662.html

 

配管減肉モニタリングシステムについて

工場の現場では、工場老朽化や働き手の高齢化による検査員の不足など、監視不十分が原因の漏洩・爆発事故が年々増加しています。

また、検査の現場は、高温・高所・狭所などの過酷な環境の中検査装置をもった人の手による半年~1年に1回程度の定期検査が主であり、常時かつ遠隔からのモニタリングを導入することで、事故防止及び検査の負担を低減し設備寿命伸長を実現することを可能にします。

CASTは、熊本大学の研究成果である「ゾルゲル複合体圧電デバイス」技術を活用した耐熱性とフレキシブル性を有する独自の薄型圧電センサーにより、「あらゆる場所にセンサーを」を理念に掲げ製造業の課題解決を目指す熊本大学認定ベンチャーです。

CASTの超音波センサーを用いたあらゆる場所に取り付け可能な「つけっぱなし」配管減肉モニタリングシステムによりスマート保安を実現し、危険な場所で、センサーを手に持ち人が検査をして回るという製造業の苦役を解消します。

日本アンテナ1953年の創業以来、経営理念に「協調・効率・挑戦」を掲げ70年の長きに渡り、お客様へアンテナを通じて「あらゆるコトをつないで、みなさまの生活をより豊かにする」お手伝いをしてきました。

CASTの配管減肉モニタリングシステムに於いても、日本アンテナが長年培ったアンテナ技術・無線技術を惜しみなく提供していくとのことです。

 

日本アンテナ・CASTとの業務協力について

CASTの配管減肉モニタリングシステムは、耐熱・薄型等の特性を活かし製造現場の人が入り込んでの点検が難しい箇所へセンサーをつけっぱなしにすることで、安全な場所からコストを抑えながらモニタリングを実現するものです。

加えてモニタリングデータのリアルタイム共有や、高温・粉塵の多い箇所などへ人が現場に近づく機会をさらに減らすためには、無線でのデータ送信やそれに必要なアンテナも欠かせません。

今般のCASTとの業務協力に関する覚書は、この部分を協力することで遠隔モニタリングの実現を早めること、そして配管減肉モニタリングシステムの導入拡大に向けた営業協力を目的としています。

減肉センサー本体

パルサーレシーバーモジュール

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