2023年9月21日から9月24日にかけて開催された東京ゲームショウ2023。会場の中央にはKONAMIブースが位置されており、その中にはメタルギア ソリッド: マスターコレクション Vol.1』のコーナーも併設されていました。

 KONAMIが展開するブースは、東京ゲームショウ2022でも一、二を争う規模感でしたが、今回はさらにパワーアップ。よりインタラクティブ性に富んだ、見るだけでも楽しいブースとなっていました。

 10月24日に発売となる『メタルギア ソリッド: マスターコレクション Vol.1』は、メタルギア ソリッド(以下、MGS1)、メタルギア ソリッド 2 サンズ・オブ・リバティ(以下、MGS2)、メタルギア ソリッド 3 スネークイーター(以下、MGS3)のシリーズ3作品を中心に構成されたコレクション作品です。

 複数のハードウェア、世代にまたがって展開されるシリーズが最新ハードでまとめて遊べてしまう超お得パックなわけですが……それぞれの作品の発売当時に比べ性能も格段に違うハードで遊べるという点からユーザーの期待は高まるばかり。

 9月21日に公開された各プラットフォームごとの出力解像度とフレームレートの情報も大きな話題を呼んでいましたね。

 そこで本記事では、世界的な知名度を誇るシリーズ作品なのにも関わらず、まだまだ謎に包まれている『メタルギア ソリッド: マスターコレクション Vol.1』に迫ります。

文/Squ

ブースはシャレオツ、いいセンス!?

『マスターコレクション Vol.1』版『メタルギア ソリッド』には、「仮想セーブデータ追加」機能が搭載_001

 会期中は、「隠れケロタン」を探すイベントも実施されており……。

 探していると、シリーズお馴染みのキャラがピョコっと飛び出す、嬉しい仕掛けもありました。D-Dogだぁ!

『マスターコレクション Vol.1』版『メタルギア ソリッド』には、「仮想セーブデータ追加」機能が搭載_002

 レーザーが飛び交う中、兵士に見つかりそうになったり……。

 使命感を感じてダンボールに隠れてみたり。いろいろな楽しみ方ができるブースとなっていました。

MISSION:15分で『MGS3』を体験しろ!

 今回筆者が体験したのは、『MGS3』。同作は、2013年に発売されたHDリマスターメタルギア ソリッド 3 HDエディション』がもとになっています。『HDエディション』はリマスターと銘打たれているものの、キチンと移植されているというすごい代物です。

 あれ、つまり当時移植されたものをさらに移植しているということ……!?すごく大変そうなことだけは伝わってきます……。

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 同作は、市街戦や建造物での潜入作戦が主だった過去作と異なり、大自然のジャングルが舞台。冷戦時代が描かれ、なぜネイキッド・スネークが“BIGBOSS”の称号を得ることになったのかが描かれる作品です。メタルギア ソリッド ピースウォーカーを遊んでいた筆者にとって、ジャングルでの潜入は非常に懐かしさを感じさせてくれました。

 映画のような長時間のムービーシーンは圧巻で、15分という短い試遊時間であったにもかかわらず時間を忘れてムービーを視聴していました。
 本作に触れるのは今回が初めてなのですが、フルHDで描画されているということもあってか、時代の流れを感じさせませんでした。

『マスターコレクション Vol.1』版『メタルギア ソリッド』には、「仮想セーブデータ追加」機能が搭載_004

 同作のフルリメイク作品となるメタルギア ソリッド デルタ: スネークイーターの制作も発表されているなかでの収録となりますが、リメイク作はオリジナルを知っているからこそ楽しめる要素も必ず存在するはず。リメイクを待ちながら挑戦するオリジナル版というのもまたオツかもしれません。

『MGS1』に存在する「仮想セーブデータ追加」機能とは!

 あなたは「サイコ・マンティス」という敵をご存じでしょうか。彼は元KGB所属の超能力諜報部員で、強力な念動力と読心(リーディング)ができるという敵キャラクターです。

 実は彼との接敵時「貴様の趣味を言ってやろう」というセリフと共に、メモリーカード内のゲームを読み取られるという演出があるのですが、作品やハードによって対応状況はまちまち。メモリーカードが存在しない機種の移植版などでは見ることが叶わないこともありました。

 ……が!今回のコレクションに収録されている『MGS1』のメニュー画面にはセーブデータ編集」という項目が存在。選択すると、何やら見慣れたタイトルたちが並ぶ画面が表示されたのです!

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 これは「仮想セーブデータ追加」機能と呼ばれるもので、ゲーム名を選択するとセーブデータリストにセーブデータを登録することが可能になります。しかも……サイコ・マンティスのセリフに影響するようです。

 Nintendo Switchで任天堂タイトルが選択できるのかなど、気になる部分はまだまだあります。それでも全てのハードで同様のプレイ体験が可能という点に、ワクワクが止まりませんでした。

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キーボード&マウスには対応する……? 今後の情報出しに期待しよう!

 そして、TGSに現地参加した方はわかると思うのですが、当日KONAMIブースにはキーボードのついた試遊台はありませんでした。
 しかし、ゲーミングハードウェアコーナーの一角、インテルを中心に構成された「08-C19」ブースには本作が試遊可能なノートパソコンが設置されていたのです……!

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 ここでふと、筆者はあることを思い出しました。それはSteam版『メタルギア ソリッド マスターコレクション: Vol.1』のこと。
 キーボードマウスでのプレイには対応していない」との記載がされており、事実一部ファンの間でもがっかりする声が上がっていたのです。

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 動画を取っていなかったのが非常に悔やまれるのですが……ここだけの話です、「うごきました」。当日は僕よりも『メタルギア』シリーズをプレイしている友人と回っていたのですが、ふたりしてインテルさんのブースではしゃいでしまい……。すみませんでした。

 その後、KONAMIさんにキーボード操作について確認したところ(『MGS1』同様に)『MGS2』や『MGS3』も対応を検討しています。との回答がいただけました。PC版の購入を検討していた方には朗報でしょう。今後の公式な発表にも期待しましょう。

リリース日情報など

 今回試遊した『メタルギア ソリッド: マスターコレクション Vol.1』は、『メタルギア』シリーズの集大成となるコレクションの第1弾。10月24日に、Nintendo Switch、PS4PS5、Xbox Series X|S、Steam向けにリリース予定となっています。

 第一弾と言いながらも、収録タイトル数は圧巻の一言。ゲーム作品のほか、映像作品やデジタルブック、サウンドトラックまで付属します。

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 長い年月をかけ複数のハードウェアにまたがって展開された関係上、全て遊ぶハードルが高かった名作シリーズが1つにパッケージングされた今がチャンス。『メタルギア』シリーズに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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※画面は開発中のものです。