J2いわきFCは29日、新潟医療福祉大MF坂岸寛大の来季加入内定を発表した。

昨季大学サッカー日本一を決める大会の全日本大学サッカー選手権大会に新潟医療福祉大のメンバーとして全5試合に出場し、1得点2アシストの活躍で大会準優勝に大きく貢献した。

技術に秀でた選手であり、柔らかいタッチからのドリブルや正確なパスと豊富な攻撃のアイディアを持つ天才タイプの選手だ。

坂岸はクラブのリリースを通じて

この度、2024年シーズンからいわきFCに加入することになりました、新潟医療福祉大学の坂岸寛大です。
幼い頃からの夢であったプロサッカー選手としてのキャリアを、いわきFCでスタートできることを大変嬉しく思います。
これまで自分を支えてくださった方々に、この場を借りて感謝の気持ちをお伝えさせていただきます。
何一つ不自由なくサッカーを続けさせていただき、常に自分の夢を信じて応援してくれた家族。
自分の成長を支えてくださった指導者、チームメイト、友人、関わってくださったすべての方々のおかげで今の自分が形成されています。心から感謝申し上げます。
この感謝の気持ちを原動力とし、自分のプレーで感動や希望を与え、恩返ししていきます。
そして、いわきFCを通して今後お世話になる皆様。
私は、いわきFCの試合を見た際に、攻守共に激しく闘うアグレッシブフットボールに魅了されました。
私の特徴である〈豊富な運動量〉と〈左足のキック〉という武器を活かし、魂の息吹くフットボールを体現します。今後の応援よろしくお願い致します

とコメントした。

さぎぬまSC5人目のJリーガー

坂岸はFCムサシ、さぎぬまSC、大豆戸FC、横浜創英高を経て新潟医療福祉大に進学した。さぎぬまSCは権田修一板倉滉三笘薫田中碧と2022年ワールドカップカタール大会に出場した日本代表4選手を輩出した町クラブだ。

同クラブ出身選手では坂岸の加入内定で5人目のJリーガーとなる見込みだ。

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センスあふれる攻撃的なプレーや変幻自在のドリブルを持った坂岸が、フィジカル強化に定評があるいわきでどのような化学反応を起こすかに注目したい。

J2いわきFCが新潟医療福祉大MF坂岸寛大の来季加入内定を発表!さぎぬまSC出身のテクニシャン