BIGLOBEは社会を前進させる情報発信を行うオウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」にて、主に若年層を対象とした意識調査を実施しました。

 

あしたメディア by BIGLOBE「主に若年層を対象とした意識調査」

 

 

調査は、全国の18歳から69歳の男女1,000人(18歳から24歳までのZ世代350人を含む)を対象にアンケート形式で実施しました。

調査日は2023年9月12日9月14日、調査方法はインターネット調査です。

【調査結果のトピックス】

1. 「日本の未来に希望を感じる」Z世代の3割弱も、全年代で上位

2. 関心がある社会問題「地球温暖化」「高齢化社会」「経済格差」「止まらない円安」

3. Z世代の7割強「日本社会は不公平」、理由は「経済格差」「ジェンダーギャップ」「ルッキズム

4. 「年上の世代に不満」Z世代の6割強、理由に「前時代的な価値観の押し付け」6割

【調査結果詳細】

1.「日本の未来に希望を感じる」Z世代の3割弱も、全年代で上位

全国の18歳から69歳までの男女1,000人に「日本社会の未来に希望を感じるか」を質問したところ、18歳から24歳までのZ世代の25.5%が、「希望を感じている」ことがわかった。

年代別で見ると、30代は16%、40代と50代は18%、60代は22%が「希望を感じる」と回答。

なお、全年代で「最も希望を感じている」のは、25歳から29歳で、32.8%となった。

日本社会の未来に希望を感じるか

 一方、「日本社会の未来に希望を感じない」と回答したZ世代261人に、その理由を質問したところ、「政治に期待が持てない」(56.7%)、「少子高齢化が進んでいる」(42.1%)が上位となった。

【18-24歳】日本社会の未来に希望を感じない理由

 また、全国の18歳から69歳までの男女1,000人に「現在、日本社会は良くなっていると感じるか」を質問すると、Z世代の32%が「良くなっていると感じる」と回答。

年代別では、30代は16%、40代は21%、50代は13%、60代は14%が「良くなっていると感じる」と答えた。

Z世代も3割程度と低い結果ではあるものの、他年代と比較すると肯定的、という結果となった。

なお、全年代で最も「現在、日本社会は良くなっていると感じている」のは25歳から29歳で、35.2%と最多となった。

現在、日本社会は良くなっていると感じるか

2. 関心がある社会問題「地球温暖化」「高齢化社会」「経済格差」「止まらない円安」

全国の18歳から69歳までの男女1,000人に「関心のある社会問題」について質問すると、18歳から24歳までのZ世代は「地球温暖化」(56.9%)が最多に。

続いて、「高齢化社会」(56.6%)、「経済格差」(56.6%)、「止まらない円安」(55.1%)という結果となった。

【18-24歳】関心のある社会問題

 なお、年代別で見ると、25歳から29歳は「経済格差」(54%)、30代は「地球温暖化」(59%)、40代は「経済格差」(67%)と「地球温暖化」(67%)、50代は「地球温暖化」(77%)、60代は「地球温暖化」(91%)に、最も関心を持っていることがわかった。

3. Z世代の7割強「日本社会は不公平」、理由は「経済格差」「ジェンダーギャップ」「ルッキズム

全国の18歳から69歳までの男女1,000人に「日本社会は不公平だと感じるか」を質問すると、18歳から24歳までのZ世代の74%が「不公平だと感じる」と回答した。

【18-24歳】日本の社会は不公平だと感じるか

 また、「不公平だと感じる」と回答した742人に「日本の社会で不公平だと感じること」を質問すると、18歳から24歳のZ世代は、「経済格差」(64.1%)が最多に。

続いて、「社会的な地位による格差」(49.4%)、「ジェンダーギャップ(性別による格差)」(37.5%)が上位に。

なお、他年代と比較して大きな差があったのは「容姿による待遇差(ルッキズム)」(37.1%)で、Z世代は見た目による社会の不公平を強く感じていることが分かった。

【18-24歳】日本の社会で不公平だと感じること

「容姿による待遇差(ルッキズム)」を挙げた割合

4. 「年上の世代に不満」Z世代の6割強、理由に「前時代的な価値観の押し付け」6割

全国の18歳から69歳までの男女1,000人「年上の世代に対して不満があるか」を質問すると、18歳から24歳までのZ世代の61.7%が「不満がある」と回答した。

年代別では、30代が63%で年上の世代に最も不満を抱えており、Z世代の61.7%、25歳から29歳の59.2%、40代の56%と続く。

年上の世代に対して不満があるか

 また、「年上の世代に不満がある」と回答した575人に「年上の世代に不満があること」を質問すると、18歳から24歳のZ世代は、「前時代的な価値観の押し付け」(62.0%)が最多。

続いて「経済成長の停滞」(37.0%)、「政治の停滞」(31.5%)、「人権意識の低い社会構築」(30.6%)、「少子化による人口減」(30.6%)という結果となった。

なお、年代別では、30代は「前時代的な価値観の押し付け」(77.8%)、「政治の停滞」(50.8%)と、他年代と比較して、より強く不満を抱えていることが分かった。

【18-24歳】年上の世代に不満があること

※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。

■調査概要

・調査名 :「あしたメディア by BIGLOBE」若年層の意識調査

・調査対象:全国の18歳から69歳の男女1,000人

・調査方法:インターネット調査

・調査期間:2023年9月12日9月14日

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