ドルトムントは29日、ブンデスリーガ第6節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、3-1で勝利した。

前節ヴォルフスブルク戦を辛勝したドルトムント(勝ち点11)は、ヴォルフスブルク戦のスタメンからバイノー=ギテンスに代えてマレンのみを変更した。

4勝1敗と好スタートを切ったホッフェンハイム(勝ち点12)に対し、フュルクルクを最前線に、2列目に右からブラント、ロイス、マレンと並べたドルトムントは開始6分、クラマリッチのミドルシュートでゴールを脅かされる。

それでも15分にマレンがドリブルシュートでGKを強襲したドルトムントが18分に先制する。ブルックスのトラップミスをブラントが突いてルーズとなったボールを拾ったフュルクルクがゴールを陥れた。

フュルクルクに移籍後初ゴールが生まれた中、ドルトムントが主導権を握るかと思われたが、23分に軽率なミスからPKを献上してしまう。フンメルスのミスパスから慌ててボールを奪い返しに行ったフンメルスがボックス内ぎりぎりの位置でシュタハを倒してしまった。

これをクラマリッチに決められたドルトムントハーフタイムにかけて流れを掴みきれない展開を強いられる。それでも前半終了間際の追加タイム3分、個人技でドルトムントが勝ち越す。

サイドをマレンがドリブルで仕掛け、DF2枚を突破。クロスを入れ、GKが弾いたルーズボールをロイスが詰めた。

ドルトムントが2-1とリードして迎えた後半、開始3分に大ピンチ。ゴール至近距離からプロメルにヘディングシュートを打たれたが、GKコベルが好守で凌いだ。

さらに51分、スコフの直接FKがバーに直撃してヒヤリとしたドルトムントは前半同様ペースを握り切れない状況が続く。すると71分に退場者。ベンセバイニが不用意な遅延行為で2枚目のイエローカードを受け退場となった。

数的不利となったドルトムントだったが、82分にアデイェミが単騎突破から決定機を演出すると、耐え続けて迎えた追加タイム5分に決定的な3点目。

リエルソンが自陣でのボール奪取から持ち上がってボックス左まで侵入。GKとの一対一を制した。ドルトムントが苦しみながらも連勝としている。