ラ・リーガ第8節が30日に行われ、バルセロナとセビージャが対戦した。
お互い、26日に行われた前節から中2日で迎えた一戦。バルセロナは2－2で引き分けたマジョルカ戦から4名、セビージャは5－1で大勝したアルメリア戦から5名のスターティングメンバーを変更して臨んだ。
前半は一進一退の攻防が続く展開に。バルセロナは22分、ジョアン・カンセロのスルーパスに抜け出したジョアン・フェリックスがボックス中央で右足を振ったものの、シュートはクロスバーに直撃。セビージャも何度かバルセロナのゴールを襲ったものの、ゴールネットを揺らすことはできない。
34分、バルセロナにアクシデントが発生。ハフィーニャがハムストリングを痛めてプレー続行不可能となり、フェルミン・ロペスとの交代でピッチを後にした。
試合はスコアレスで折り返すと、後半から攻勢を強めたバルセロナが76分に試合の均衡を破る。左サイドからカットインしたフェラン・トーレスが、ペナルティエリア右のラミン・ヤマルにピンポイントの浮き球を供給。ヤマルが頭で折り返したボールが、相手DFセルヒオ・ラモスのオウンゴールを誘発した。
この1点を守り切ったバルセロナは、開幕から8試合無敗で勝ち点を「20」に伸ばした。30日に直接対決を控えるジローナ（勝ち点「19」）とレアル・マドリード（同「18」）をかわし、暫定首位に浮上した。
バルセロナ、セビージャともに、次戦は欧州遠征。バルセロナは10月4日にチャンピオンズリーグ（CL）でポルトと対戦し、同8日にラ・リーガ第9節でグラナダと対戦する。一方、セビージャは同3日にCLでPSVと、同7日にラ・リーガ第9節でラージョ・バジェカーノと対戦する。
【得点者】
1－0 76分 オウンゴール／セルヒオ・ラモス（バルセロナ）
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