バルセロナチャビエルナンデス監督が、苦しんだ末の勝利を評価した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

ラ・リーガ前節のマジョルカ戦をドローで終え、連勝が「5」でストップしたバルセロナ。29日に行われた第8節のセビージャ戦では前半から押し込む展開を作りながらも決定機を作れず、こう着した展開になるが、76分に相手DFセルヒオ・ラモスオウンゴールが決勝点となり、1-0で勝利した。

8戦無敗でラ・リーガ暫定首位に立ったチャビ監督は難しい試合だったと振り返りつつ、オウンゴールセルヒオ・ラモスを気遣う姿勢も見せている。

「我々はこの試合、あまりにも苦しみ過ぎてしまったと思う。それほど苦しまないで良い程度のチャンスは、十分に作っていたはずだった。先制点はもっと早く決めるべきだったが、これまで点を取り続けてきたのも事実だ」

「前節のマジョルカ戦は、セルタ戦ほどネガティブな内容ではなかったと思う。ただ、我々は有効性を欠いており、守備でのミスもあっただろう。それに対して、今日は良い感覚があった」

「(途中交代で入った)フェルミン・ロペスは素晴らしい選手だ。彼は両足を使い、ボールを失わず、バルサで長年プレーする条件を備えている。私はプレシーズンから彼のプレーが好きだった。これからは、彼が毎回今日のようなプレーができると信じなければいけない。彼は非常に良く働いており、とても嬉しく思う」

「セルヒオの良いところは、プレーし続けていることだ。私も、彼が素晴らしい選手だと信じている。今日も良い試合をしていた。不運に見舞われてしまったが、トップレベルの選手だ」