ロンドンブーツ1号2号田村亮が2023年9月30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「ホンダ 2代目インテグラ」が納車されたとYouTubeで報告した。

参考:【写真】納車された亮の4台目の旧車「HONDA 2代目インテグラ」

 公式YouTubeチャンネルで、若い頃に金銭的事情から買うことが叶わなかった国産旧車を、次々と購入するシリーズ企画を展開する亮。長年の愛車「ボルボ V60クロスカントリー」を売却した軍資金を元手に、「トヨタ スターレットターボS(型式:EP71)」を購入した後、「スズキ カルタス 1300GT-i」を経て、直近では「三菱ランサーEXターボ」を愛用していた。そんななか、2023年9月9日に公開した動画では、横浜のクラシックカー専門店「ボーダレス」にて、「ホンダ 2代目インテグラ」の購入を決断。なお購入費用は、車両価格158万円+諸経費約20万円で、合計約178万円だった。

 9月30日に公開した「【納車だ!】ついにインテグラに乗る!元祖VTECを体感する。」と題した動画で亮は、ランタボを運転しながら「インテグラ納車の日です」と伝えた。納車日ということは、ランタボを手放す日ということでもある。亮は「寂しいね。思った以上に」と惜別の想いが沸いてきたといい、その寂しさはカルタスとお別れしたとき以上だという。というのも、ランタボはヘッドライトに水がたまったり、走行中にエンジンが停止したりとトラブルに見舞われた際に自ら対処し「自分で手をかけた感がある」からなのだとか。

 そんな話をしているうちに、「ボーダレス」に到着した。一通りインテグラの状態をチェックし、問題がないことを確認すると、亮は同店舗代表の大貫さんにランタボのキーを譲渡。「いよいよほんとにお別れです」とランタボに別れを告げ、「それではカッコインテグラに乗ります!」と、晴れてマイカーとなったインテグラの運転席に乗車した。

 亮にはインテグラを運転する上で一つの楽しみがあった。それは、1989年に同車に搭載されて話題を呼んだ「元祖VTECエンジン・B16A」を体験することに他ならなかった。実際にハンドルを握ると亮は「すごい運転しやすいエンジン」としつつも、「めっちゃ特徴があるエンジンって感じじゃないね。暴れるような感じでもないし」と、拍子抜けした様子だった。しかし、高速道路に入り、可変バルブを発動させて本来の性能を体感すると、「おお! 楽しい!」と笑顔に。「これはサーキットとか行きたくなるかも。勿体ない、街乗りには。可能性はとにかく感じる」と、評していた。

 こうして無事に、国産旧車購入企画4台目の車を納車した亮。街乗りでは少々持て余し気味の元祖VTECエンジン・B16Aの性能をフルで堪能すべく、サーキットでの走行にもぜひチャレンジしてもらいたいものだ。

(文=中山洋平)

動画サムネイルより