ギリシャのAEキフィシアは9月30日、元フランス代表MFモルガンシュナイデルラン(33)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。

守備的MFが主なプレーエリアのシュナイデルラン。ストラスブールでのプロ入りから、サウサンプトンマンチェスター・ユナイテッドエバートンでのプレーを経て、2020年の夏にニースへ完全移籍。

ニースでは2021-22シーズンまで主力として活躍したが、昨季は前半戦終了時点で出場ゼロと苦しんでおり、今冬にはAリーグ・メンのウェスタン・シドニーワンダラーズレンタル移籍。ウェスタン・シドニーでは公式戦12試合で2ゴールを記録していた。

今夏にニースとの契約満了を迎えたシュナイデルランは、8月1日トルコのコンヤスポルへの加入が正式発表されていたが、同10日に家庭の事情を理由に双方合意の下で契約を解除しており、再びフリーとなっていた。

シュナイデルランの加入が決まったAEキフィシアは、2012年にA.O.キフィシアとA.O.K.エルピドフォロスが合併して誕生した新興クラブ。昨季はスーパーリーグ2(ギリシャ2部)を20勝6分け2敗と圧倒的な強さで優勝し、今季からスーパーリーグ(ギリシャ1部)に昇格。

昇格初年度の今季は、ここまで6試合で1勝2分け3敗の11位に位置している。