万波は今季大きく成長した選手の一人だ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 
 日本ハム9月28日エスコンフィールドで本拠地最終戦となる対ロッテとの試合を9−2で勝利した。

 記念すべきエスコンフィールド初年度となる最終戦、平日にも関わらず満員近く集まったファンの前で、本拠地初アーチをかけた野村佑希が締めくくりとなる13号ソロをマーク。チームは見事勝利を届けることができた。

【動画】エスコン初本塁打を記録した野村が、今季本拠地最終戦で13号ソロを放ったシーン

「世界がまだ見ぬボールパーク」として今年3月に誕生した同球場で、開幕戦を皮切りに全71試合のプロ野球公式戦が開催された。

 シーズン中、多くの感動や劇的な結末を迎えた試合があり、歓喜に包まれたこの球場だが、開設1年目ということもあり、ヒットやホームランなど、「初」が連発された。

 今回は、日本ハム選手らが記録したエスコンフィールド「初〇〇」を紹介する。

「初」先発・・・加藤貴之投手(3月30日楽天戦)

「初」安打・・・清宮幸太郎内野手3月30日楽天戦)

「初」得点・・・松本剛外野手3月30日楽天戦)

「初」犠打・・・五十幡亮太外野手4月1日楽天戦)

「初」ホールド・・・田中正義投手(4月1日楽天戦)

「初」勝利・・・鈴木健矢投手(4月1日楽天戦)

「初」盗塁・・・石井一成内野手4月2日楽天戦)

「初」本塁打・・・野村佑希内野手4月14日西武戦)

「初」セーブ・・・石川直也投手(4月20日ロッテ戦)

「初サヨナラ本塁打」・・・万波中正外野手9月16日ソフトバンク戦)

 今季が就任2年目だった新庄剛志監督はすでに続投が決定。勝負の3年目に向け熱く巻き返しを誓っている。チームでは本塁打王争いを繰り広げる万波中正の成長など明るい話題も増えた一方で、天然芝においての守備の問題も露呈するなど、課題も多く見えた1年だった。来年こそ、本拠地で〝初〟優勝争いを繰り広げることができるか。ナインたちの奮起にも期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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