【元記事をコミックナタリーで読む】

井口達也・みずたまこと原作による実写映画「OUT」の完成披露上映会が、本日10月1日に東京・新宿ピカデリーで開催され、井口達也役の倉悠貴、丹沢敦司役の醍醐虎汰朗、安倍要役の水上恒司、皆川千紘役の与田祐希乃木坂46)、長嶋圭吾役の與那城奨JO1)、目黒修也役の大平祥生(JO1)、沢村良役の金城碧海(JO1)、品川ヒロシ監督が登壇した。

【大きな画像をもっと見る】

11月17日公開の映画「OUT」は、品川の小説「ドロップ」などに登場する伝説の超不良・井口達也を主人公にしたマンガの実写作品。少年院から出所し新生活を始めた達也が、暴走族・斬人の面々と出会い、暴走族同士の抗争の中で懸命に更生を目指す姿が描かれていく。

同作ではアクションシーンが豊富にあるため、倉、醍醐、水上の3人は品川監督に誘われ、クランクイン前から数カ月にわたりジムに通って一緒に身体作りをしていたそう。JO1のメンバーは別でジムに通っていたとのことで、與那城は「僕らも誘ってほしかったです……」と寂しそうに呟く。品川が「JO1が来るとほら……」と言い淀むと、水上が「俺ら汗くさいから!」と言って笑いを誘う。

アクションシーンの撮影について、倉は「拳が腫れたりもしました。最後の立ち回りは疲れてるように見えたと思うんですけど、本当に疲れてたんです(笑)」と苦労を吐露。斬人の総長を演じ、劇中で見事な足蹴りを披露する醍醐は「みんなと違ってアクロバティックな動きが多かったですね。今回でバク転を覚えました」と話す。品川監督が「30分で覚えたんですよ!」と醍醐の運動神経のよさを証言すると、すぐさま水上が「JO1できるか!?」と煽り、再び会場に笑いが起こる。

與那城は「戦い方の武器やスタイルがそれぞれ違うのでアクション練習は大変でした。特にJO1では、僕と祥生がアクション初めてだったのでがんばりましたね」とコメント。大平は「自分の動きが素人すぎて面白かったです」と言い、品川監督から自主的に1人でアクション練習に行っていたと明かされる。金城は品川監督のドラマ「ドロップ」に出演しており、アクションは経験済み。品川監督は「みんなはどれくらい動けるのかっていうところから始まったけど、碧海は放っておいてもいいやって(笑)」と、アクションシーンにおいて金城に信頼を置いていたことを語った。

男性キャスト陣が入念な身体作りと練習を積んで挑んだアクションシーンについて、与田は「どうかみんな無事でいてくれ、怪我しないでくれと見守ってました」と撮影当時の思いを語る。そんな与田は撮影のたびに豪華な差し入れを持って行ったそうで、その理由を「現場に行くたびに皆さん弱っていくから、少しでも元気をつけてもらわないと」と話す。また水上からは、何かを殴るシーンの寄りはキャストではなく品川監督の手で撮影したという裏話も。品川監督が「怪我したら大変だからね」と優しさを見せると、水上は「そんな監督いないよ!」と称えた。

最後には、本日の一大イベントとしてキャストの男性陣で尻相撲対決をすることに。まず大平と金城、醍醐と水上、倉と與那城という組み合わせで予選を同時に行うと、金城、水上、與那城が決勝への切符を掴む。3人で行われた決勝では、金城が見事勝利。優勝した金城には、与田と品川監督から焼肉ギフトとお菓子が贈られた。

映画「OUT」

2023年11月17日(金)公開

スタッフ

原作:井口達也、みずたまこと「OUT」(秋田書店ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
監督・脚本:品川ヒロシ
制作:吉本興業
制作協力:ザフール
配給:KADOKAWA

キャスト

倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希乃木坂46)、水上恒司、與那城奨(JO1)、大平祥生(JO1)、金城碧海(JO1)、小柳心、久遠親、山崎竜太郎、宮澤佑、長田拓郎、仲野温、杉本哲太、渡辺満里奈、じろう(シソンヌ)、大悟(千鳥)、庄司智春

(c)2023『OUT』製作委員会 

映画「OUT」完成披露上映会の様子。左から沢村良役の金城碧海(JO1)、目黒修也役の大平祥生(JO1)、長嶋圭吾役の與那城奨(JO1)、皆川千紘役の与田祐希(乃木坂46)、井口達也役の倉悠貴、丹沢敦司役の醍醐虎汰朗、安倍要役の水上恒司、品川ヒロシ監督。