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玉山鉄二が、Amazon Original映画『次元大介』で主人公・次元大介を演じる。実写版『ルパン三世』から約10年が経ち自身も歳を重ねたことで次元役への向き合い方が変わったそう。本作ではこれまで俳優として積み上げてきた経験を活かすのではなく、逆に経験値をそぎ落とす“引き算の美学”にこだわったことを明かした。
本作は『ルパン三世』シリーズの中でも随一の人気を誇る、次元大介を主役に据えた本格アクション映画。Amazonスタジオと、『ルパン三世』をプロデュースし続けてきたトムス・エンタテインメントが贈る、クールで義理堅く、哀愁に満ちた次元大介のオリジナルストーリーだ。
ルパン三世の無二の相棒・次元大介が主人公の本作。タバコとバーボンをこよなく愛し、裏社会で知らぬ者はいない天才ガンマンを演じるのは、これまで映画『ノルウェイの森』やTVドラマ「BOSS」シリーズなど数多くの作品に出演し、俳優としての地位を確立した玉山鉄二。俳優歴25年目を迎え、コツコツと経験を積み重ねてきた玉山だが、前作から約10年経ち、前作と本作では次元役の演じ方に変化があったそう。
前作時は、周りの期待に応えようとプレッシャーを抱えながら学んだことを吸収し、がむしゃらに演技することに必死だったが、40歳を超えた今は蓄えた経験値を一度“リセット”。玉山自身年を重ねたことで前回演じた時よりも渋くて色気のあるダンディな次元のイメージにより近づくことができたと感じたからこそ、これまで積み重ねてきたことをリセットして次元を演じられるようになったそうだ。
玉山が「実写版『ルパン三世』から10年たった今、本作ではこれまで自分が積み上げてきた経験などを逆に排除することで、より次元大介に近づけた部分もあるのかなと思います。自分も40歳を超えてあまり気張らないという境地に立ったので、それが彼のカッコ良さに結び付いたらいいなと思います」と語るように、髭と髪を伸ばすといった次元の特徴的な容姿を時間をかけて準備し、実写版『ルパン三世』でのこだわりはそのままに、年を重ねたことでより次元の魅力を引き出すことができたと自信を見せる玉山の好演ぶりにもぜひ注目してほしい。
次元大介は、愛銃（コンバット・マグナム）に不調を感じ、時計屋を営む世界一のガンスミスを求めて数年ぶりに日本を訪れるが銃の修理を断られてしまう。そんなとき偶然時計屋にやってきたのは、悲しき過去を背負う少女・オト（演＝真木ことか）。子供が嫌いな次元だが、ガンスミスの矢口千春（演＝草笛光子）から愛銃の修理と引き換えに裏社会の組織から何故か狙われているオトの護身を頼まれたことで物語は大きく動いていく――。
『劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班』（2021）や、「相棒」シリーズを手がけてきた橋本一監督が、緊迫感溢れる本格ガンアクションを描いた Amazon Original 映画『次元大介』は10月13日（金）から世界独占配信開始。
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