ブンデスリーガ第6節のフライブルクvsアウグスブルクが1日に行われ、2-0でフライブルクが勝利した。フライブルクのMF堂安律は73分までプレー、アウグスブルクのMF奥川雅也はベンチ外となった。

リーグ戦3試合勝利のないフライブルクが、前節のマインツ戦で今季初勝利を飾ったアウグスブルクをホームに迎えた一戦。フライブルクの堂安は[3-4-2-1]の右シャドーで先発出場、アウグスブルクの奥川はベンチ外となっている。

試合は開始早々にフライブルクがチャンスを迎える。3分、カイテルの浮かせたパスに反応したR・サライがボックス右でイアゴと入れ替わると、そのまま後ろから倒されPKを獲得。このPKをグリフォがゴール右に突き刺した。

幸先良く先制したフライブルクは、9分にカイテルの中途半端なバックパスをボックス左でティーツにカットされたが、飛び出していたGKアトゥボルが見事な寄せでシュートコースを消してチームを救うビッグセーブ

その後はフライブルクがボールをポゼッションし、アウグスブルクがカウンターを狙う展開で試合が推移するが、互いに効果的な崩しは見せられず、前半は1-0で終了した。

両チームともに低調な出来となった前半を終えて迎えた後半は早い時間にスコアが動く。56分、グリフォの左CKをニアに走り込んだラインハルトがヘディングシュートを突き刺し、フライブルクが待望の追加点を奪った。

2点を追う展開となったアウグスブルクは、67分にセットプレーからチャンス。右CKのこぼれ球からゴール前で混戦が生まれると、ティーツの落としをゴールエリア左で受けたデミロビッチが決定機を迎えたが、シュートはゴール左に外れた。

ピンチを凌いだフライブルクは73分に堂安がピッチを後にした中、80分にこの試合最大のピンチを迎える。中盤でのボールロストからカウンターを許すとボックス左に侵入したデミロビッチ折り返しからゴール前に抜け出したミヒャエルにネットを揺らされたが、VARの末にミヒャエルオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。

結局、試合はそのまま2-0で終了し、フライブルクが4試合ぶりの白星を飾っている。