連勝中だったリヴァプールは1日に行われたトッテナムとのプレミアリーグ第7節に1-2で敗れた。
カーティス・ジョーンズとディオゴ・ジョタの2人が退場になったほか、ルイス・ディアスのゴールがオフサイドの誤審で認められなかった。
英国プロサッカーの審判責任機関のPGMOLは、重大な人的ミスだったとして誤審を認めた。
この試合でVAR審判を担当したダレン・イングランドは、ノッティンガム・フォレスト対ブレントフォード戦の担当から除外されている。
そうしたなか、リヴァプールはこのような声明を発表。
リヴァプールFCは、PGMOLが昨夜の失敗を認めたことを認識している。
競技規則が正しく適用されなかったことは明らかであり、その結果、スポーツの誠実さが損なわれた。
審判団がプレッシャー下で働いていることは十分に受け止めているが、そのプレッシャーはVARの存在と実施によって、悪化するのではなく軽減されるはずだ。したがって、正しい判定を下すのに十分な時間が与えられず、その後の(VAR)介入がなかったことは不満足である。
このような失敗がすでに“重大な人的ミス”に分類されていることも容認できない。あらゆる結果は、レビューと完全な透明性によってのみ確定されるべきである。
これは今後の意思決定の信頼性のために極めて重要。全てのクラブに適用され、このような事態が二度と起こらないようにするためのプロセス改善のための学習が使われるためだ」
息子さんの影響でリヴァプールファンになった鈴木紗理奈さんも今回の誤審騒動には落胆しているようだ。Instagramでこのようなメッセージを綴っていた。
昨日のmatch 見終わってあんな苦しい気持ちになった事ない
ソボ(スライ)が最後まで頼りになって泣けた
ガクポ怪我大丈夫かな?
マティプの顔見れない
アリソンの励ましで涙腺破壊
とにかくまたLiverpoolが大好きになった
大事な試合でこんな事めちゃくちゃ悲しい
でも選手の方がきっと悔しいからわたしは応援するだけ
昨日の選手の顔忘れない
人生でもこんな事ある。自分にも重ねたら泣けてくるわ
(試合後にサポーターに拍手するリヴァプール選手たちに対して)最後まで声援送ったKOPを讃えてくれてありがとう
なお、負傷したコーディ・ガクポは数週間ほど離脱する可能性があるようだ。
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ただ、VAR誤審があった審判が除外されたノッティンガム・フォレスト対ブレントフォード戦でもVARをめぐる騒動が起きた。ブレントフォードFWが相手GKに倒された場面でPKが与えられなかったのだ。
試合後、ブレントフォードのトーマス・フランク監督は「VARについて話すのはうんざりだ。あれは明らかなPK。残念だがVARのミス。我が選手たちは正直すぎる。意地汚くなる必要があるのかもしれないが、そんなことは選手には絶対に言わない。私は正直な選手が好きだからね」とこぼしていた。
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