アメリカのディズニーランドに勤めていると思われる人物が、バックステージを撮影した動画をSNSに投稿している。物議を醸すような動画も複数あり、投稿者を突き止めるためウォルト・ディズニー・カンパニーが調査に乗り出した。
『The SUN』や『NEW YORK POST』などの海外メディアが報じている。
■バックステージを撮影
1週間ほど前、TikTok上に「illegal disney（違法なディズニー）」という名前のアカウントが登場した。自己紹介の欄には、「ディズニーの舞台裏をリポート」と記載されている。
その紹介の通り、たった5日間で17本もアップされた動画はすべてディズニーランドのバックステージの様子を撮影したもので、キャストでないと入れないであろう部屋の様子を映し出していた。
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■ディズニー社が調査に乗り出す
動画の中には、キャラクターがセクシーなダンスを披露しているものや、頭だけ着ぐるみをかぶった状態で踊っているものもある。また着ぐるみのキャラクターの頭部が、棚にずらりと保管されている部屋も映し出されていた。
これらの動画や画像は保存され、SNS上で広く拡散されてしまっている。こうしたコンテンツは、そもそもこの「illegal disney」という名前のアカウントの持ち主が撮影したものなのか、転載された動画なのか、現時点では定かではない。
それでも子供たちの夢を守ろうと、ウォルト・ディズニー・カンパニーは動画の投稿者をキャストだと断定し、調査に乗り出したようだ。
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■「見たくない」と非難の声
ディズニーの完璧な魔法の裏側を見たくない人々からは、動画に対し「やめてほしい」「見たくない」と非難の声が寄せられている。
また、「これって雇用契約違反では」「あなたは確実にクビになるでしょう」「あなたがディズニーに訴えられますように」などと、投稿者へ苦言を呈すコメントも寄せられた。
ウォルト・ディズニー・カンパニーの理念を維持することが求められているキャストによる騒ぎなだけに、大きな注目が集まっている。
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