1980年代カリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を、ゆりやんレトリィバァ主演で描くNetflixシリーズ「極悪女王」。本作に剛力彩芽と唐田えりかクラッシュ・ギャルズ(ライオネス飛鳥、長与千種)役として出演することが、10月1日に横浜武道館で行われた「CRUSH GALS 40TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE -TOP-」でサプライズ発表。同イベント内で行われたトークパートに、ゆりやんと剛力、唐田が登壇した。

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ダンプ松本と共に女子プロレス界を盛り上げたクラッシュ・ギャルズの結成40周年を記念して行われた今回のイベント。第一部ではライオネス飛鳥と長与千種が18年ぶりに再集結し、往年のヒット曲など全11曲を披露。続く第二部ではジャガー横田vsアジャコングなど、人気女子プロレスラーたちの試合も行われ会場がただならぬ熱気に包まれるなか、第三部で「極悪女王」のトークパートが実施された。

大歓声に迎えられながら登場したゆりやんと剛力、唐田の3人。キャスト陣は撮影の数か月前から長与が代表を務めるプロレス団体「マーベラス」でトレーニングに励んだとのことで、長与は「この2年間本当にお世話になりました!一つのドラマを撮るのに本当に細かくこだわったので、すごい時間がかかりました。でももう本当にコンプリートです!」と3人に労いの言葉をかける。

一方、飛鳥役を演じた剛力は「まず緊張がありましたし、ご本人やファンの方にも見ていただけると言うことで不安もありました」と吐露し、「でもやるからにはがんばらないとと思い、やりました!」と挨拶。すると飛鳥は「千種が監修している話を聞いていたのですが、『すごいんだよ!』ってずっと言っていました」と明かし、それを受けて長与は「女優魂を超えましたね!すばらしい!」と太鼓判。

また長与役を演じた唐田に対し、長与本人は「昔は私も可愛かったです。からちっち(唐田)の顔を見ていると、うちも若いころは可愛かったな〜って。全然負けてねえなって思います。19から20歳の時の顔と似ているんです」と語り、飛鳥から「私は剛力さんにそっくりだったなんて、図々しくて言えないよ(笑)」とツッコミを入れられる一幕も。会場は大きな笑いに包まれていた。

さらに会場にはダンプ松本がサプライズで登場。「みんな泣けてきちゃうでしょ、久しぶりのクラッシュ・ギャルズ。自分も泣けてきちゃうよ。ファンがババアばっかりで!(笑)」と毒を吐きながら会場を盛り上げる松本は、直接指導したというゆりやんの竹刀さばきについて「上手で本当にすばらしい。顔もそっくりで、自分がいるんじゃないかと思っちゃうくらいでした」と褒め称えた。

そしてイベントの最後には、クラッシュ・ギャルズの歌手デビュー曲「炎の聖書」を飛鳥と長与、ゆりやん、剛力、唐田の5人で熱唱。キレのあるダンスと共に歌う5人の姿に、会場のボルテージは最高潮に達していた。

文/久保田 和馬

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