リバプールプレミアリーグで発生した誤審について、さらなる説明を求めているようだ。

リバプール9月30日に行われたプレミアリーグ第7節で、トッテナムと対戦。リーグ戦無敗のチーム同士による対戦は前半にMFカーティス・ジョーンズが一発退場となる波乱の展開となる中、リバプールはFWルイス・ディアスのゴールで先制するもオフサイド判定となった。

映像で見る限りは明らかにオンサイドだったが、なぜかVARでも判定は覆らず。直後に失点を許したリバプールはその後に同点とするも、後半にさらなる退場者が出たこともあり最終的に1-2で敗れた。

試合直後、イングランドのプロ審判協会(PGMOL)はディアスオフサイド判定は誤審だったと声明を発表。主審とVAR担当審判のコミュニケーションに問題があったことが、ミスジャッジの原因になったと説明している。

これに対して、リバプールは1日に発表した声明で「競技規則が正しく適用されず、スポーツとしての誠実さが損なわれたことは明らか」と怒りを露わに。「利用可能な選択肢の幅を探っていく」として、今後何らかの行動に移すことを示唆していた。

こうした中、イギリススカイ・スポーツ』によるとリバプールは2日、PGMOLに対して誤審時に審判同士でどのようなコミュニケーションミスがあったかを明らかにすべく、音声データの公開を要求。これにより、ミスの直接的原因や主審がいつ誤審に気がついたかを明らかにすべきだとの考えを示した。

現時点でPGMOLが要求に応じるかは不明だが、世界中から注目されることになってしまったミスジャッジがどのようにして生じたか、より詳細な説明が求められている。



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