マーベルのドラマシリーズ最新作「ロキ」シーズン2にて、ロキ役日本版声優に平川大輔の続投が決定した。さらに、シーズン1にも登場した志村知幸、佐古真弓、中村和正に加えて、新キャラクター役に水島裕が声優を務めることも併せて解禁となった。

【写真】マーベル・スタジオドラマシリーズ最新作「ロキ」劇中ショット

MCUの仲間入りを果たす新キャラクターも登場

マーベル・スタジオが贈る「ロキ」シーズン1(2021年)は、米国で当時のディズニープラス史上最高のオープニング成績を記録した。そんな「ロキ」のシーズン2が、10月6日(金)朝10時よりディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信(米国サマータイム終了に伴い、11月10日(金)は朝11時から配信)される。

このたび、“裏切り王子”の異名を持つヴィランでありながら、なぜか憎めず世界中のファンから愛されるロキの日本版声優に平川大輔の続投が決定。

さらに、ロキの相棒メビウス役に志村知幸、“もうひとりのロキ”シルヴィ役に佐古真弓、<マーベル史上最凶の敵>カーンのひとり“ヴィクター・タイムリー”役に中村和正、かわいい時計型キャラクター、ミス・ミニッツ役に松浦裕美子、ラヴォーナ・レンスレイヤーに鷄冠井美智子、ハンターB-15役に斉藤貴美子の続投も決定。本作から新たにMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の仲間入りを果たす新キャラクターO.B.役に水島裕の参戦も決定した。

■平川「皆さんにより愛して頂けるキャラクターになっている」

「ソー」シリーズや「エンドゲーム」など数多くのMCU作品に登場し、“裏切り王子”と呼ばれるヴィランでありながらも圧倒的な人気を獲得しているロキ。MCUヴィラン初の主人公の座を獲得し、MCU初の“シーズン2”も勝ち取った愛されキャラクター。

そんな彼を10年以上に渡って演じ続けてきた、マーベル作品と“ロキ”をこよなく愛する平川は、「ロキが主人公のドラマ作品が決定した時も感慨深かったですが、そのシーズン2が決定し、再び吹き替えを担当させて頂けることが決まった時は本当に嬉しかったです!」と続投に大歓喜。

シーズン1では、時空を超えたロキが“時間の流れを守っている”組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、世界の時間を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた。ミステリアスさが加速するシーズン2では、謎の“タイムスリップ現象”に見舞われたロキが“世界の破滅”という未曾有の危機を防ぐために奔走する。

平川は今回の物語について、「いつも周囲を裏切るのに何故か憎めないロキは今回、ミステリアスなタイムトラベルの冒険に出ます。シーズン2でも、皆さんにより愛して頂けるキャラクターになっているのではないかと思います。」と“ロキ愛”とともに説明。

言葉の端々からロキへの愛着が溢れ出る平川はさらに、「時に狡猾だったり、不敵だったり、かと思えば思いも寄らぬアクシデントに驚いたりガッカリしたりキレてみたり、さらにその微笑みはとてもキュート…。そして時おり見せるどこか寂しげな表情や迷い、苦悩する姿は、神でありながらどこか人間っぽくも見えて親近感を感じさせます。そんなくるくると変わるロキの表情は彼の最大の魅力の1つだと思います」と、熱を込め力説した。

■脅威に“嘘”と“裏切り”を駆使して立ち向かう

そして今回、“世界の破滅”を防ごうとするロキの前に立ちはだかると言われているのが、「ロキ」シーズン1に登場し、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」(2023年)でもメインヴィランとして過激な活躍を見せた“征服者”カーンの変異体と言われる“ヴィクター・タイムリー/在り続けるもの”。

枝分かれした歴史の中で様々な“変異体”のカーンが存在していると言われており、マーベルファンでもある平川も、「今作は、今後の『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の映画にも繋がっていくことが期待されているとのことなので、ファンの皆様は必見です!ぜひ1シーンも見逃さない勢いでご覧下さい!」と語るように、今後アベンジャーズの前に立ちはだかるであろうカーンの“猛威”と、そんな脅威に嘘と裏切りを駆使して立ち向かうロキの姿に注目したい。

「ロキ」キービジュアル/(C)2023 Marvel