6日からディズニー公式動画配信サービス「Disney+ディズニープラス)」で日米同時配信される、マーベル・スタジオのドラマシリーズ『ロキ』シーズン2の日本版声優が発表され、ロキ役の平川大輔らが続投することが決まった。

【動画】ロキがタイムトラベルの冒険へ 『ロキ』シーズン2特報

 時空を超えたロキが時間の流れを守っている組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、世界の時間を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた『ロキ』シーズン1。続くシーズン2は、謎の“タイムスリップ現象”に見舞われたロキが“世界の破滅”という未曾有の危機を防ぐために、TVAエージェントのメビウス(オーウェン・ウィルソン)とともに、うそと裏切りを駆使して奔走する。

 『ソー』シリーズや『アベンジャーズ/エンドゲーム』など数多くのMCUマーベル・シネマティック・ユニバース)作品に登場し、“裏切り王子”と呼ばれるヴィランでありながらも圧倒的な人気を獲得しているロキ。そんな彼を10年以上に渡って演じ続けてきた平川が、シーズン2でもロキ役で戻ってきた。

 マーベル作品とロキをこよなく愛する平川は、「ロキが主人公のドラマ作品が決定した時も感慨深かったですが、そのシーズン2が決定し、再び吹き替えを担当させて頂けることが決まった時は本当に嬉しかったです!」と続投に大歓喜。

 また“ロキ愛”とともにシーズン2の物語を説明し、「いつも周囲を裏切るのに何故か憎めないロキは今回、ミステリアスなタイムトラベルの冒険に出ます。シーズン2でも、皆さんにより愛して頂けるキャラクターになっているのではないかと思います」と話した。

 言葉の端々からロキへの愛着が溢れ出る平川はさらに、「時に狡猾だったり、不敵だったり、かと思えば思いも寄らぬアクシデントに驚いたりガッカリしたりキレてみたり、さらにその微笑みはとてもキュート…。そして時おり見せるどこか寂しげな表情や迷い、苦悩する姿は、神でありながらどこか人間っぽくも見えて親近感を感じさせます。そんなくるくると変わるロキの表情は彼の最大の魅力の1つだと思います」と力説も。

 そして今回、“世界の破滅”を防ごうとするロキの前に立ちはだかると言われているのが、『ロキ』シーズン1に登場し、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でもメインヴィランとして過激な活躍を見せた“征服者”カーンの変異体と言われる“ヴィクター・タイムリー/在り続けるもの”。枝分かれした歴史の中でさまざまな“変異体”のカーンが存在していると言われており、マーベルファンでもある平川も「今作は、今後の『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の映画にも繋がっていくことが期待されているとのことなので、ファンの皆様は必見です!ぜひ1シーンも見逃さない勢いでご覧下さい!」と熱烈な期待を込めている。

 平川のほか、ロキの相棒メビウス役に志村知幸、“もうひとりのロキ”シルヴィ役に佐古真弓、マーベル史上最凶の敵カーンの1人ヴィクター・タイムリー役に中村和正、かわいい時計型キャラクター、ミス・ミニッツ役に松浦裕美子、ラヴォーナ・レンスレイヤー役に鷄冠井美智子、ハンターB-15役に斉藤貴美子の続投も決定している。本作から新たにMCUの仲間入りを果たす新キャラクターO.B.役は水島裕が務める。

 『ロキ』シーズン2は、「ディズニープラス」にて6日より独占配信。

『ロキ』シーズン2 キービジュアル  (C)2023 Marvel