突然ですが「2□2□2=1」の四角には、どのような計算記号が入るでしょうか。四角の中には四則、つまり足し算引き算掛け算割り算のうちいずれかの記号が入ります。四則のうち何が入れば、答えが「1」になるのか、考えてみましょう。次章で正解を発表していきます。答えが分かったという人は、答え合わせしてください。

※この記事で紹介する正解はあくまで一例です。

正解は…

正解は「−」と「÷」です。

カッコがある場合を除いて、四則には掛け算割り算を、先に計算するというルールがあります。そのため先に「2÷2」を計算し、2−1は「1」となります。大人にとっては、少し簡単だったかもしれませんね。

しかし本記事で出題したような、簡単な計算をこなすことは、脳トレーニングとして有効です。脳には複数の領域があり、それぞれが異なる機能を担っています。そして計算に必要な能力は、主に前頭前野が担います。しかしこの前頭前野は、年齢とともに機能が衰える傾向にあるため、日々トレーニングしなければなりません。さらに前頭前野が衰えると、認知症を引き起こす可能性もあるでしょう。

認知症を予防するためには、シンプルな計算をスピーディーにこなすことが近道です。この時、複雑な問題を、時間をかけて解く必要はありません。あくまでも単純な計算式を素早くこなすことが重要です。


[文・構成/grape編集部]